八房(やつぶさ)
本来は、1箇所からいくつもの芽が吹くものまた、胴吹きなど芽吹きもよいもので、葉が小さい姫性とは、別でしたが、八房性のものは、姫性のものが多く、現在は、姫性も八房性も同じものと扱われる場合が多い。葉が小さく枝が密に出るので、盆栽に最適で重用される。特に小品盆栽向いています。ただ、一般に幹の太りは、悪いものが多く、大型盆栽にするには時間がかかります。皐月の場合は、珍山などいくつか八房はありますが、枝がもともと小さくできるるので八房である必要はあまりありません。五葉松、蝦夷松、桧 槭などでは、八房種の方が盆栽に適します。

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左から もみじ(清姫)・(山もみじ)  黒松(一般種)・(寿)  五葉松 (一般種)・(宮島五葉)
八房種の方が、葉が短く、節間が詰まっているのが分かる。

 

黒松
寿・寸梢・紫寸梢・大納言など
黒松の場合は、八房の場合芽が太くなるものが多いので、一般種の方が芽が細かくできます。

津山檜・チャボヒバ・石化檜
五葉松
瑞祥・九重・葵・地球宝・思水・宮島五葉
蝦夷松
千歳丸
もみじ
清姫・琴姫・鹿島もみじ
 
   
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