盆栽の剪定

大きな枝の剪定
新木仕立てや改作などで、大きな枝を切る場合は切口が大きくなるので、樹勢が弱いと切口から下が部分的に枯れこむことがあります。(ヤケが入ると言います。)
それを防ぐには、@.鉢を大きめにして、肥料を多くやり剪定を控えて樹勢をつける。A.切口の下から出ている枝や切口の近くから出た枝は、不要なものでも切口が半分くらい肉巻するまで切取らない。ことが重要です。また、2段切と言って2回に分けて枝を切る方法があります。

2段切
枝の下から3分の2ほど切込みを入れ癒合剤を塗っておきます。数年して切口が半分くらい肉巻したら枝を全部切取ります。

 

枝を切った後の処理

太い枝を切取る場合は、中心をえぐり取ることはしない

 

 

欅やエゴノキなど肉巻が良くても切跡が目立つ樹種は、枝を3cmほど残して切り落とし半年して枝が枯れてから残りの枝を切取ると跡が残りにくい。
切口を少しえぐりとる。そうしないと切口が肉播きするとそこが瘤になる。

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