株分け
ガーベラやぎぼうし、花菖蒲などの宿根草は、種を播くこともできますが、普通は株分けで増やします。株分けの時期は、2月下旬〜3月上旬が一般的ですが、花菖蒲など開花直後に株分けができるものもあります。株本や根に養分を蓄えているものが多いので、根はなるべく切らないようにします。手で簡単に分割できるものもあれば、鋏やナイフで切り分けるものもあります。切り口に石灰を塗っておくと切り口から腐るのを防ぐことができます。

早春に株分けをするもの ガーベラ・ぎぼうし・ヤブラン・風知草など多くの宿根草がこの時期に植え替えを行います。常緑性のヤブランは、葉を切った方が作業がし易いですが、寒蘭や春蘭などは葉はきらないようにします。
開花直後に株分けができるもの。 花菖蒲、エビネ などは、開花直後に株分けをすることができます。花菖蒲は、葉を半分くらい切り取りますが、エビネは、まだ、葉がやわらかい時期ですので丁寧に扱います。

 

根伏せ



適期 2月下旬から3月中旬 元気の良い太い根をさします。根張りを良くするためには、根の長さを4cmくらいに切り根を短くして挿します。5月くらいなると発芽しますので、それまで、半日陰の場所に置き乾燥しないように3日に1回程度潅水します。肥料は、7月中旬に1回と9月に1回くらい、通常より少なめにします。

根伏せに向く樹種
老爺柿・にれけやき・つる梅もどき・藤

 

 

 

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