大輪トキソウ(台湾トキソウ)

春にカトレアに似たきれいな花を咲かせます。蘭科の植物の中では栽培は、普通レベルです。

dairinntokisou-redprinces.jpg (88050 バイト)tairinntokisou-kyuukon.jpg (83437 バイト)dairinntokisou-siro.jpg (124569 バイト)
レッドプリンセス                                                 白花大輪トキソウ
原産地 名前の通り、台湾 と中国の雲南省やヒマラヤあたりです
置き場所 日当たりの良い所、西日には当てないようにします。夏は30%くらい遮光した方が良いでしょう。水が好きなので潅水は多めにします。
栽培
dairinntokisou-hatuga.jpg (84734 バイト)
球根で売られています。ホームセンターなどにはあまりないので、通信販売で買った方が早いでしょう。3月上旬までに植え付けます。写真のように球根のとがった部分でなく下側面に芽があり芽の下から根が出ます。芽が出始めて2〜3週間くらいで花が咲きます。
用土は、赤玉1 ボラ土1 腐葉土1 関東地方では、ボラ土の代わりに鹿沼土でもかまいません。鹿沼土や水苔単用で栽培されている方も多いみたいです。
球根の3分の1〜2分の1が土に埋まる程度の深さに植えます。普通の球根みたいに完全に土に埋めたらいけません。
花は、2週間くらいでしぼみますので、種を付ける場合を除いて花殼は摘み取ります。花が終わると幅5cm長さ15cm程の葉を伸ばします。この葉を大切にしないと来年花が咲く球根はできません。
台湾原産ですが山間部に自生しているので暑さにはあまり強くありません。寒さには比較的強く関東以南の平野部なら戸外に置いていて問題ありません。
11月になると葉が枯れます。
肥料 球根を植えつけるときに、マグアンプKや骨粉、グアノなど燐酸分の多い肥料を元肥として入れておきます。
病害虫 比較的少ないので春先のアブラムシとナメクジくらいでしょうか