観音竹kannontiku.jpg (35004 バイト)

日本的な植物ですが、椰子科です。椰子の仲間の中では、寒さに強い方で、霜に当てなければ戸外でも冬越しします。(0℃以下にはしないほうが無難です。)

 

草丈

20cm2m  品種によって大きさが全く違います。室内用の30cm以内の矮性の品種が多いのですが、1m前後の中高種 2m近くある高性種があります。一般に大きくなる品種の方が丈夫で栽培がしやすいものが多い。

植え付

3月下旬〜4月中旬に植え替え適期ですが、最低温度が10度以下にならない場合には、冬でも植え替えができます。小型の品種で根を切らないで植え替える時には、年中植え替えができます。 用土は、ボラ土1 鹿沼土1の配合が無難です。ボラ土の代わりに、軽石や焼き赤玉土でもかまいません。市販のものは細かい砂に植わっているのがありますが、生育がよくありません。米粒より大きい用土に植えましょう。水をかければスーと抜けることが重要です。

置き場所

直射日光には弱いので、室内栽培向きです。朝日から2時間くらい日光があたる場所か、寒冷紗等で60%くらい遮光した場所で育てます。室内なら窓際の明るい日陰に置きます。冬場は0度以下にならない場所が無難です。特に斑入りの品種は、5度以下にならないところにおきます。

水遣り

水は、普通の草花と同じくらいです。置き場所が日陰ですので夏場は、1回 春秋は、2日に1回 冬は5日に1回ほど潅水します。比較的栽培しやすいものです。室内で栽培するときに受け皿に水を貯めないようにします。受け皿に水を貯めたままにし鉢底が水に使ったままにすると新芽が腐ることがよくあります。

繁殖

3月〜4月に株分けで増やします。自然に分かれないので剪定鋏などで切り分けます。6月頃花が咲きますが実はあまりなりません。

病害虫

ほとんどありませんが、カイガラムシが着くことがあります。冬場にマシン油合剤をかけるか、カダンセーフを散布します。

品種

矮性種には、斑入りの品種が多くたくさんの品種があります。

 

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