電話の買い替え (2009年1月) 12月28日に家で使っている電話のDCP-4300の子機が壊れた。今の電話は新築と同時にNTTに頼んだ。電機の量販店などから買う方が安いと言うことはわかっていたが、電話回線の移動やドアホン設置もあったので全部NTTに注文した。植木や盆栽の引越しで忙しくて電話どころではなかった。約9年使っているので、壊れても不思議ではないが、修理に出すか、新品に買い換えるかの選択しなければいけない。 後継機種をNTTから買うと4万円もするのに、他のメーカーなら半額程度で手に入る。この辺でNTTと手を切るのが将来的にはコストが安く済む。高くても面倒見が良い方が・・・と言うのならNTTだろうが、取り付けとかちょっとした工事なら自分でやるタイプの人は、NTT以外の電話にした方がかなり安くできる。 今の電話は、子機が2個しかなかったので、子機が3個セットになっているものを買いたかった。ネットで検索したら、パイオニアの電話しか標準で子機3個セットがなかったのでパイオニアの電話を買うことにした。パイオニア製の電話ってあまりピンと来なかったが、ネット上の評判も悪くなかった。メーカー的にはパナソニックの評判が良くて、パナソニックの電話だとNTTのドアホンボックスが使えたとの情報もあったのでパナソニックにする予定だったが、子機が3個ある機種がなかった。追加で子機を買うとかなり割高で、親子セット価格とほとんど変わらないとの書き込みが多かった。パイオニアで子機3個でも旧型の機種が、15,000円ほどであったが、親があまり安いのを買うのも心配したので、新型で日本製のTF-SD7240-Wが27,378円であったのでamazonから購入した。あまり電話は使わないので、電話に求める機能は低い。ドアホンが使えれば良い。NTTからパイオニアに買い換えたのでドアホンアダプタが繋がるか不安だったが、とりあえず電話だけ買うことにした。 3日後に電話が届いて設置したら、電話は普通に使えるが、ドアホンがならない。メーカーが違うから仕方がないので、パイオニアのドアホンアダプターを買うことにした。12月30日に注文したので、1月3日に配達された。早速取り付けようとすると何かが違う。モジュラーケーブルのサイズが合わない。NTTのドアホンボックスは、電話回線とドアホンの線が一緒になっていてLANケーブルで繋げるようになっているのに対して、パイオニアのドアホンケーブルは、電話用のモジュラーケーブルとドアホン用のケーブルが別になっている。8年前のNTTのドアホンボックスのケーブルの方が1本なのですっきりしている。ただ、パイオニアのドアホンボックスは、2台目のドアホンを接続できるようになっている。 さて、問題は、壁に挿すLANケーブルの接続がどのようになっているかだ。壁にあるコンセント差込口の蓋を開けると、ドアホンのケーブルと電話線が来ていてそれがLANケーブルのコネクトと接続できるようにしてあるのがわかった。これなら素人でも簡単に接続できそうだ。繋がっている電話線とドアホンのケーブルを切り離し、別々につなぎ変えるのは簡単だけど、それでは見栄えが悪い。ドアホンボックスの線をLANケーブルに挿せるようにした方が見た目がスマートだし、簡単に取り外しもできる。会社で、LANケーブルのコネクタ部分を作ったことがあるし、工具も会社にあるのでもう一度配線をみるとLANケーブルの8本の内、中央の2本が電話線、その外側がドアホンの線になっていた。電話線は問題ないが、ドアホンの線がちょっと太い。LANケーブルは、通常被服線を通すが、ドアホンの線が太かったので被服を剥いで電話線と一緒にセットした。ちょっと心配だったが、思ったより簡単にできた。それを壁に差し込んでドアホンのボタンを押すと無事すべての電話からベルがなるようになった。ただ、音がピンポンではない。普通の電話の音に似た音で、電話がかかってきたのか、ドアホンがなっているかわかりにくい。説明書を読むと、電話の音は変えられるが、ドアホンの音は変えられるようになっていない。ドアホンの音をチャイムの音に変えられる仕様にして欲しいものだ。電話の音をチャイムの音に変更で来ても意味がないのだから。まぁ、都会では、ドアホンが鳴って電話で話してから鍵を開けるのが普通なのだろう。田舎では、鍵を閉めることはほとんどないので、ドアホンがインターホンになっていてもドアホンで話すよりドアを開けて直接話した方が早いのだ。 |
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