畳からフローリングへ 
 母の部屋を私が蘭の無菌栽培に使うために畳からフローリングに替えることにした。
まずは、yutubeを見て調べることにした。畳の方が床材より厚いので,角材で嵩上げしないといけない。
自宅の畳の厚さが57oなので、一番種類の多い床材の厚さが、15o、コンパネの厚さが12o、角材30oで丁度57oになる
まず、床材を何にするのかだ、無垢板にするか、合板か。自宅は合板はほとんど使っていないからなるべく無垢板にしたい。
無塗装の板が安くてあったが、塗装するのも結構費用がかかるし、狂いが生じやすい。
集成材の方が強くて狂いが生じにくい。
根太・捨貼フロア 
丸鋸を買うかどうか、電動工具は、ケガが怖い。使う頻度を考えるとホームセンターでカットしてもらう方が早い。
ホームセンターを3店回ったが、床材は、合板だけ、
ネットで買う方が、種類も多く、価格も安いが、カットが問題になる。何気なしにヤフオクを見ていたら。送料無料のアウトレット店を見つけた。カットもできる。と言うことで、丸鋸は買わないことにしていた。


用意する道具類
丸鋸 6,000〜30,000円 ほど
10,000円ほど機種を
初心者用に勧めている人が多い
買うか、どうか相当悩んだ。結局購入した。
実際使ってみると思ったより簡単で快適に作業ができた。
使用頻度が低い人は、ホームセンターでカットしてもらった方が早い。
インパクト
ドライバー
4,000〜30,000円ほど
7,000円の機種を購入した。
充電式の機種が多いが、使用頻度が低いと、いざ使おうするときにバッテリー切れになっている可能性が高く、長く使っていないとバッテリーを交換しないといけない場合が多い。
自分の場合は、電源のない場所での作業はほとんどないので、充電式でない機種にした。
電気ドリル 2,000〜20,000円ほど
5,000円くらいの機種を以前か持っていた。
インパクトドライバーがあれば、なくてもかまわないが、下穴を開け、面取りをして
付け替ええるのが面倒なので、あった方が便利。
穴あけと面取りが一回でできるドリルの刃もある。
鋸 ノコ 500〜5000円ほど ホームセンターのカットサービスですべてをまかなうのは無理があり、比較的使用頻度高いので、1本は、持っていたい。替刃タイプのパイプソーをメインに使っている。
メジャー 100〜2000円ほど 5mのメジャーが便利。百均にもあるが、長く使うので少し良いものを買いたい。
ものさし 1100円ほど 1メートルのアルミ製のものさしが、便利、裏にすべり留めが付いているものが良い。
スタイロフォームを切断するには、必須。
金尺 使用頻度高いので、ステンレス製のものを
ペン 50円〜 角材や合板に線を引くため。線が見えれば、鉛筆でもOK
ドライバー 100円〜
カッター 100円〜 Lサイズのカッター スタイロフォームを切断するのに必要
カンナ 350円〜 おもちゃみたいなボピーカンナがあるが、結構使える。価格が安いので、ひとつあれば重宝する
掃除機 鋸クス・ドリル屑を掃除するため。
 用意する材料
角材 30*45*1980mm
1,058円/6本を4セット

実際かかった費用 3,174円
なるべくまっすぐなもの。まっすぐしているように見えても曲がっているものが多い。節も少ないにこしたことはない。良い物は値段も高い。今回は並品。
大きさは、床材の厚さを考慮する。スタイロフォームの厚さが、25・30・50mm なので、スタイロフォームの厚さと同じもが良い
合板 1317円/枚

実際かかった費用 6,705円
910*1820*12mm 5枚 コンパネは、910*820mm JAS のものは、価格が高い
今回は、B級品しか店になかった。他の店のA級品の値段だった。
軽自動車で運ぶために908mmにカット カット代50円
床材 6000円〜/1畳


j実際かかった費用
16,550円・・6畳分厚さ12mm
大きく分けて、合板と無垢がある。厚さ15mmの物が種類が豊富。
B級品を売っている店もある。
3枚を878mm9枚にカットしてもらう予定だったが、フォローリング材は、カットできないと断られ丸鋸で自分でカットした。
今回は、無垢を使えなかったので
安く済ませるために、B級品を購入 16,550円/6畳 (坪単位でしか購入できなかった。)残った床材で棚を作る予定。B級品と言っても特別問題はなかった。気になる小さいごみが付いているのが、2枚あったが、1枚は、色が違うだけで問題なし、1枚は、凸凹していたので他の用途に使う予定。
断熱材 約1300円/1枚

実際かかった費用 5,245円
910*1820*30mm スタイロフォーム類が無難。今回は、4枚購入
軽自動車で運ぶために1020mmにカット カット代50円
コースレッド 75mm
 358円/約400本
いわゆるネジ釘。 取り外しが可能なので、仕様変更が容易。できればステンレス製が良いが、今回は鉄製。業務用の箱で購入すれば、嘘のように安い。75mmは、角材を床に固定する用。コンパネを角材(根太)に固定するには、45mmを使うようだが、大は、小を兼ねる。
ミニビス 約 1,050円 床材取付用。フロー釘の代わり。フロアー釘とほぼ同じ大きさでネジ釘になっている。ネジ釘だと取付けた床材の修正がしやすい。ただ、この釘は、ねじ山がつぶれやすいので、インパクトドライバーではなく、手で締めた
ウッドパテ 108円〜

実際かかった費用 570円
100均にも売ってある。100均のには、炭酸カルシウムが入っているので、ザラザラ感がある。セメダインの木工パテには、入っていない。どちらが良いとは、一概に言えない。2色買って混ぜれば色を調合できる。
隙間材 赤松の集成材を使用 842円 床材を張った隙間が23mmだったので、赤松の集成材で隙間を埋めた
マスキングテープ 108円〜    
実際かかった費用 108円
100均にも売ってある。2cmほど幅がある方が使いやすい
合計 34,602円
@.部屋の大きさを測る。
なるべく、正確にはかる。左右端・中央の3箇所を測定。同じ幅だとは限らない。今回は、4畳半だが、2696mm×2750mmだった。ただ、南と北側で1mm長さが違った。普通4畳半なら正方形だが、54mmも差がある
部屋の奥の半畳が上げやすので、その厚みを計ったのがそもそもの間違いだった。畳屋が近所にあるということもあって、畳はオーダーメードに近いものだった。
写真では分かりにくいが、この部屋は4畳半ではなく6畳だ。1畳半は、フローリングになっていてそこにタンスを置いている。奥の方は、2mmほど高さが違っても大したことはないが、既存のフローリングとの高さの差は、0.5mm以下が許容だ。出入り口のフローリングと接している床の高さを測っておくべきだった。
A畳の厚さを計る。畳を全部剥がして測定。
 特に出入り口のところは、段差ができると見苦しいので、
 この厚さをもとに、畳の厚さ=根太+合板+床材の厚さだが、実際に貼ると1mmほど厚くなる場合があるので、余裕を持っておく。厚さが足らない場合には、ベニヤ板などを追加で張ることも可能だが、厚ずぎると合板や床材を買いなおさないといけいない。根太・合板を貼ってから再度床の厚さを測定する。床材はそれから購入した方が無難。
 
 B根太の設置。
畳を取ったら、床板を上げて垂木がどこにあるか確認する。和室の床材は、置いてあるだけか、釘を打ってあっても1箇所だけなど簡単に取付けてある場合が多いので、床板を剥ぐのは、容易です。家の垂木の大きさは6cmほどあった
床材を畳の高さまでかさ上げして取り付けるための角材を根太と言うらしい。根太を取付けるために、ドリルで、下穴を開け、面取りをし、コースレッドの75mmを垂木の上に打ちます。床板の厚さは、10mmほどなので、垂木がある場所でないと安定しません。
縦の長さが、2,695oでそこに45oの角材を10本置くので、(2,695-(45*10))/9=250となるので250oとなるが、
合板を乗せて取り付けるため場所を決めていたら、何かおかしい。真ん中が広くなる。あれれと思ったら端は、合板を全部乗せるが、中の根太には、半分しか合板を乗せないので、中の間隔が22.5o長くなるのだった。
根太間隔は、26cmほどあれば1cmくらい違っても良いが、重要なことは、並行に付けること。根太の角材が曲がっている場合は、まっすぐな状態にしてドリルで下穴を開ける。まっすぐにしていないと、断熱材をいれるときに隙間ができる。
まず、合板を根太の上に乗せて根太の位置を決めます。
断熱材を根太と密着させるために、断熱材を置いてから根太を取付ける方法を試してみましたが、密着させるという点では、根太を固定してから断熱材を切断し、隙間に押し込む方が良いようです。
断熱材は、多少伸縮性があるので、1mm程度の誤差なら押し込めます。
   C.断熱材の取り付け
スタイロフォームを何で切ろうかと色々探してみた。カッターで簡単に切れるが、きれいに切るのは意外に難しい。市販の発砲スチロールカッターも直線切には向いていない。丸鋸で切ることもできるだろうが、使ったことがないので、どれほど、まっすぐに切ることができるか分からなかった。木材用の刃でも切ることができるだろうが、発砲スチロール専用のは、2500円ほどする。ネットで色々検索したが、これという方法がなかった。結局、カッターで切断した。早く丸鋸を買っていれば、もっときれいにできたいたと思う。スタイロフォームは、厚さ30o 長さが1820o 幅が910oあるものを根太の幅に合わせてカットする。
   D.合板の貼り付け・・・・根太貼りができる床材なら不要
合板は、普通は、45mmほどのコースレッドを使いますが、75mmが大量にあったので、75mmを使うことにした。
垂木あるところに、打った方が良いので、垂木の位置に線を引いておきます。垂木の位置に根太を取付けるためのコースレッドと重ならないようにします。ドリルで下穴を開け、面取りをし、コースレッドを打ち込みます。
ここで、問題が発生。入口の床との差を測ったら、13mmしかない。床材は無垢板にする予定だったが、15mmしかなかったので、仕方なく合板変更した。
   E床材の貼り付け
床材を注文する前に、再度、合板から床面までの高さを測定する。
測定が終わってから、床材を購入した方が無難。低い場合には、薄い板で足すことは、できるが、引くことは、できない。
床材をカットするが、このとき1mmほど、短くカットする。長さがぴったりだと隙間は、なくなるが床材を動かせない。設置が難しくなるので、短く切って隙間をウッドパテ等で埋めたり、巾木で隠した方が作業がはかどる。
床材の固定は、普通はフロア釘を使うが、今回は、ミニビスで固定した。ねじで止めるので、あとでやり直しができる。ミニビスの頭が隠れるように深くねじ込む
   隙間うめ
今回は、23〜24mm隙間ができたので、床材をカットするのでなく、赤松の集成材で埋めることにした。この集成材を隙間に合わせるためにカンナが必要だった。
   ウッドパテによるシール
巾木で隙間を隠すことができれば手っ取りはやいが、壁が漆喰であったり、出入り口や押入れなどは、巾木が使えない。ウッドパテで隙間を埋めると見栄えが良くなる。マスキングテープを正確に貼る。マスキングテープの張り方で、できばえの8割は決まるので慎重に作業する。
テープを貼ったら、ウッドパテをへらで押し込む。簡単なへらが付いている場合は多いが、私は、園芸用の名札で代用している。マスキングテープと穴の境目のテープ側には、パテが残らないようにようにしないと、テープを剥がした時に段が大きくなり見栄えが悪い。マスキングテープは、パテが乾く前に剥がします。

  入口のフローリングと新しく貼ったフローリングに2mmほどの隙間ができている。普通なら隙間ができるはずはないが、