ミシン
 我が家には、私が物心着いたときには、黒い足踏みのミシンがあった。小学校の3年生の頃、たぶん、ジャノメだった思うが、電動の新しいミシンが来た。重量が25kgほどある重たいミシンだったので、押入れからテーブルの上に乗せるのが一苦労だった。なんでもしたがりやだったので、雑巾くらいは、縫えるようになっていたが、本確的にミシンを使うことはなかった。
それから、30年くらいたって、母も高齢になり重たいミシンを扱うのが難しくなったので、姉たちが、新しいミシンを買ってあげていた。古いミシンは壊れていなかったので、10年くらい保管していたが、使うことは全くなかったので、廃品回収に出して処分していた。
写真の背景に 大きな布の端を5cmくらい縫って、そこに棒を通して天井から吊るすと容易に背景ができる。布を3mほど縫おうと思ったらミシンが壊れていた。ミシンの型式でネットで取扱説明書を探したが見当たらない。どうも、安い中華製だったようだ。直すより新しいミシンを買った方が早いが、普段はほとんどミシンを使わないので、手縫いすることも考えたが、上下で最低3m 黒・白・青と3枚作ると9m縫わないといけない。手縫いは、大変なので、おもちゃみたいな2,680円のミシンを買うことにした。40年ぶりにミシンを使ったが、ちゃんと縫うことができた。縫っているとなぜが楽しい。ただ、おもちゃみたいなミシンなので、厚地は、縫うことはできず、雑巾を縫うこともできない。やっぱり普通のミシンが欲しくなった。
新品を買っても良かったが、いつまで、興味が長続きするか分からない。5万円以上する。ヤフオクで中古のミシンを探した。文字などの刺繍や革などの厚物も縫えるミシンが良かったが、中古のミシンなので壊れにくいものが良い。中古のミシンは、業者が販売していても1ヶ月保証というのが大半だが、2年保証のミシンがあった。厚物に強く革縫いようにチューニングしているミシンだった。送料まで入れて約1万円。Gパンの裾上げの場合、一番厚いところは、6枚重ねになっていて普通のミシンなら針が通らない可能性が高い。洋服を作るような腕は全くないが、作業用のエプロンとかトートバックなら作れるような気がする。
新しく買った中古のミシンはブラザーのソワレsoiree575。25年くらいの機種らしいが、他のミシンが1ケ保証なのに、このミシンは2年保証になっていた。機能が少ない分、壊れにくいのだろう。保証なしの出品は、2000円くらいで落札されるもの多かったが、すぐに壊れるかもしれない。
おもちゃミシンと較べると縫い目がきれいだ。
付属のボビンが薄いしかもプラスチックだ。下糸の残量が分かるように透明なプラスティック製みたいだか、なぜ薄いか分からない。普通サイズのボビンも付けられないことはないが、下糸が絡まりやすくなる。説明書を見ると、専用のボビンを使用して下さいと書いてあったのでボビンを買うことにした。

裁縫道具は、母親のが一応揃っているが、
リッパー・糸切はさみ・30番のミシン糸・16番のミシン糸 を購入
   
 
 
   
   
   
 B