RT57iとasahi-netのIP電話F    2008年1月

NTTのADSL内臓ルーターのSV3から、YAMAHAのRT57iに買い換えた。目的は、複数プロバイダの切り替えとVPNで自宅から会社のパソコンを操作したいからだった。
それに、中古品の価格がかなり下がっていた。3年前なら15,000円ほどしたものが、半額近くに下がっている。FTTHが主流になり、RT57iでは、スピードが出ないからだろう。しかし、ADSLしか使えな田舎では、RT57iでも十分な性能がある。
ヤフオクで6,250円で落札、送料が500円で6,750円で手に入った。箱、説明書、CD付なのでかなり安く落札できた。出品者が長崎だったので送料も安かった。実際、送ってきたものも程度がよく新品と間違えるくらいきれいなものだった。「ラッキー」と思いながら接続していると、何かおかしいADSLの線は、モジュラなのにRT57iには、ADSLを受け入れるソケットがない。
説明書を読むとADSLモデムが必要だと書いてある。私は、ADSLモデムが内蔵されていると思い込んでいた。ただでさえ狭い机の上にADSLモデムを置くのはいやだし、電源も必要だし、モデムを買うのにも金がかかる。「ラッキー」な気分が一気に吹き飛んでしまった。
今使っている、SV3は、友人にあげる約束をしているし、RT57iも購入してしまったので仕方なくADSLモデムのMS5を買うことにした。ADSLモデムの中古品は、簡単に手に入る。ヤフオクで1,500円で落札、送料が720円だった。
MS5が着いてからプロバイダの設定をしてインターネットに接続するまでに、5分とかからなかった。次は、IP電話の設定だった。簡単にできるはずだった。SV3のときには、苦労した記憶がない。YAMAHAのネットボランチシリーズは、設定がわかりやすいので10分もかからないはずだった。
ところが、アサヒネットIP電話の自動設定ができない。やり方が悪いのではなく、出来ないのが普通らしい。
そこで、ネットであれこれ調べてどうにか設定の仕方がわかった。

1.ブラウザのOPERAをOPERAのホームページからダウンロードし、セットアップする。
2..アサヒネットにIP電話の申し込みをすると自動設定のURLが記載されたメールが送ってくる。そのURLをIEでは なくOPERAで開く。パスワードが書いてあるのでコピーしておく、
 端末設定URLをクリックしてパスワードを入力すると、IP電話対応機器自動設定の画面になる。NTTのIP電話  対応機器なら、設定実行を押すだけで設定が終わるが、RT57iでは、自動設定ができないので、この画面を右 クリックしてソースを表示させる
 OPERAでないとここでソース表示ができない。
 このソースを記録しておく。Excelにでもコピペしておけば、後で利用するときに便利だ。
<input type="hidden" name="sipsv_addr" value="11.111.11.1">
<input type="hidden" name="sipsv_port" value="1111">
<input type="hidden" name="regsv_addr" value="11.111.1.1">
<input type="hidden" name="regsv_port" value="1111">
<input type="hidden" name="sip_domain" value="ss01.lmc.xephion.ne.jp">
<input type="hidden" name="username" value="1111111111111111111111">
<input type="hidden" name="password" value="22222222222222222222">
<input type="hidden" name="ip_tel_num" value="05055521111">
<input type="hidden" name="area_code" value="0952">
<input type="hidden" name="url_update" value="http://www.cpeinfo.jp/">
<input type="image" src="../images/setup.gif" border="0">
</form>
数値は、1に置き換えて記載しています。ユーザーIDとパスワードがやたらと長い。

3.RT57iの「TEL1」に電話機をつなぐ

4.RT57iのファームウエアのバージョンを最新のものにする。(YAMAHAのページからダウンロードする)

5.ブラウザからルータの管理画面に行く(192.168.100.1とURLを入力する)
6..トップの「電話の設定」→「VoIPの設定」→「VoIPの基本設定」を開く
  「VoIP機能」を「使用する」に変更。
  接続プロバイダの設定
 Qos Voipを優先する。に変更する
 TEL1ポート 使用する
 発信時のプレッフィクス設定。IP電話で直接発信する場合には、他の方法の電話の設定を直接にしない。
 初期設定でプレッフィクスが設定されているので変えなくて良い。

7..トップの「電話の設定」→「VoIPの設定」→「.IP電話サーバの設定」→「IP電話サーバの新規登録」→「手動設定」→「その他のIP電話サーバ」で、2.で確認した内容を書き込む

  sipアドレス="ip_tel_num"@"sip_domain" 上記の例では、05055521111@ss01.lmc.xephion.ne.jp

  サーバーアドレス="sipsv_addr"上記の例では、11.111.11.1

  「sip-session-timer」は使用する。

  ユーザーID="username"上記の例では、1111111111111111111111

  パスワード="password"上記の例では、22222222222222222222

8.トップの「詳細設定と情報」→「ファイアウォール設定」→「.IPv4フィルタ」で
  ポートを開放する

に設定すれば、IP電話がつながった。だが・・・・・・・
確かに、サーバは、通信中になっているし、着信もできる・・・・・・。
着信が出来るのに、発信が出来ない。

http://www.zipang.cn/IP-Phone/YAMAHA/YAMAHA.html
http://www.airy.org/~air/toblog/archives/2005/02/xephionrt57i_1.html へのリンク

ってことは、昔ならできたけど今では発信が出来ないってことなのだろうか?
誰か解決方法を知っている人は教えてください。
nao-k@e.email.ne.jp