台北旅行 社員旅行の行き先が台湾と決まって早速ネットで調べてみた。「台湾は、北部が亜熱帯で南部が熱帯に属していて南部の海はきれい・・・」と書いてあった。 行き先は、台湾でも台北だった。ネットであれこれ調べても面白そうなものはない。脱走して高尾まで足を延ばすこともできたが、天気予報は最初の2日は雨だった。物価も中国ほど安くなく日本の7割ほどとのことだった。
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桃園国際空港に着いてから出口までモノレールに乗らなければいけなかった。この空港は、出入り口と搭乗口がかなり離れていて、帰りは、搭乗口まで歩いて40分くらいかかった。搭乗員が、かなり遠いと言っていたが、具体的に何キロくらいと言って欲しかった。日本の空港の感覚でいたら飛行機に乗り遅れるところだった。 |
バスは、2階建てだった。座る場所が高いと見晴らしがいい。 1階は、荷物室になっていた。 |
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まず、最初に行ったのは、乾物を扱っている商店街だった。中国大陸から仕入れているもの多いので最近は人気がないとのことだった。毒入り餃子やメラミン入りミルクなど問題のある中国食品は台湾でも敬遠されているとのことだった。そこには、漢方薬の原料になるような乾物が多く置いてあった。
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次に龍山寺というところに行った。 この寺の入り口にある水の流れと大きなシダは見覚えがあった。 |
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青い菊の花があった。 たぶん、着色したものだと思う |
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次に次に蒋介石の大きな銅像がある場所に行った。
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ガイドは、「人形みたいに瞬きもしない・・・」と言っていたが、さすがに瞬きはしていた。彼らは、エリートらしいが見世物として観光客のさらしものになるのは、かわいそうだ。 |
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大きなゴムの木があった。日本ではまず見ることの出来ない大きさだ。手前に針葉樹の貝塚いぶきがあるのがアンバランスだ。 |
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台北は、言葉が違うこと以外は、日本とかなり似ている。コンビニやスーパーにも日本製品や日本製品もどきがあふれている。外国にいるという気分がしない。 コンビニが多い。200m間隔くらいでコンビニがあるので、探すのに苦労することはない。 ファミリーマートとセブンイレブンが多い。店舗の大きさは、日本の3分の1くらい広さでお菓子・飲料が多い。値段は、日本の7〜8割程度、ただし日本製品は、2倍ほど。 街の看板にも日本語が目立つ、特にマッサージの文字の多いこと。泊まったホテルの近くでは、100m間隔くらいであった。現地の人より、観光に来た日本観光客の利用者が多いのだろう。 7年前に北京に行ったが、全く街の様子は違った。
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料理も北京のときに比べ食べやすかった。機内食もそこそこうまいし、 物価が、日本とあまり変わらないので、北京みたいに金持ちになった気分にはなれなかった。ただ、タクシー代は、かなり安かった。 ホテルに戻ってNHKのBSを見ていたら株価の大暴落のニュースが流れていた。もともと今回の旅行の小遣いは、2万円の予定だったが、株価の底が見えないので、元に換えた1万円のみを使うことにした。 免税店に行った。ブランド品に興味のない僕は、免税店は高いだけで何の魅力も感じない。お土産は、お茶と決めていたので ただ、マンゴープリンはJTBのカタログより安かったので一つ買って、お茶は高かったが、高山茶を一つだけ買った
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2日目、昨日撮った記念写真を配っていた。旅行代金に入っているのかなと思っていたら別料金だった。普通の35mmのカメラで手持ちで撮って2000円は、ぼったくりだろう。日本なら2000円くらいするけど、中判か大判カメラで三脚を立ててちゃんとした写真を撮るぞ。「こら、ぼったくるな」と言いたかったが、みんな素直に払っている。新入社員ならともかく、・・・断ることもできたけど仕方なく払った。僕は写真は印刷しないでパソコンに保存するので、印刷した写真をもらってもスキャンしてパソコンに取り込むのでプリントした写真は捨ててしまう |
ここから九份
九份に着いた。台湾映画のロケ地だと聞いていたので全く興味がなかったが、「千と千尋の神隠し」の元になった家屋だった。九份とは、日本語で書くと九分で、小さな村で9世帯しか住んでおらず、街へ買い出しに行くとき、買い物に行った者が9件分の買い物をするので、九分と呼ばれたとのことだった。そんな田舎の村に金が産出してゴールドラッシュで栄えて飲み屋街が多くできたが、金が採り尽くされ街が寂れたところが、映画の舞台になったため観光地として復活したとのことだった。北京でお茶を飲んだときどこで飲んでもお茶はうまかったので期待していたが、大したことはなかった。別にまずいわけではなかったが、普通だった。それよりお茶菓子の梅が比較的うまかったので、お土産として買ってしまった。
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この火鉢、炭火だと思っていこんでいたら、アルコールランプやったよ。と他の人が言っていた。 |
2日目の夕方、スーパーマーケットへ行った。旅行社が連れて行くところは割高なところが多い。観光地は値段が高いだけ。一元の観光客相手だから適当なこと言って売上を伸ばそうとする。それに比べてスーパーは地元の庶民相手の商売だからそこそこの品質なものが安値で手に入る。台湾では、北海道が人気みたいだ、北海道と漢字で書いた乳製品が目立った。 日本で売っているパパイアの3倍くらい大きさのが200円。帰りの税関が心配だったので買わなかったが、かなり安かった。
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2日目の夜はフリーだったので、中山君と街をうろついた後 店の前に水槽にえびやカニが泳いでいる活魚料理を出す店があったので、そこで食べようかと思っていた。店の入り口に扉がなく開放的な店だったので活魚料理の店では、値段は、安そうだった。迷っていると店の人が日本語で話しかけてきたのでこの店で食べることにした。この店にはメニューらしいき物が見当たらない。「ジャコのから揚げおいしいよ」と言うのでジャコのから揚げとハマグリの塩焼きとタラを頼んだ。タラとハマグリが最初に出てきた。新鮮なこともあって結構うまかった。なかなかジャコのから揚げが出てこない。日本では、ジャコと言えば、そんなに高い物ではない。 そのうち店員が水槽から伊勢えびを水槽から3匹ほど取り出していた。元気がよく手でつかむので苦労していた。ジャコのから揚げを頼んで出てきたのは、伊勢えびのから揚げだった。値段も聞かないで注文した方も問題だが、・・・普通なら用心深い僕はこんな馬鹿なことはしないのだが、店のつくりなどからぼったくりをする店には見えなかった。 財布の中身が心配になった。財布の中には、1200元しか入っていなかった。中山君も1200元くらいしかもっていなかった。まぁ、日本円は持っていたので何とかなるだろう。せっかく出されたのだから食べよう。殻までからっと揚ってうまかった。当たり前だ、さっきまで水槽で元気に泳いでいたのだから・・・。 結局、2人で払ったのが2100元、約7300円だ。活魚料理で伊勢えびが出れば高い金額ではないが、ちょっと引っ掛けられたかなぁ。日本人観光客なら文句も言わず払う金額だと見透かしていたのだろう。精算したあとにサービスでパパイアを出してくれた。 その店は、結構繁盛していて、料理だけを持ち帰り販売していたので、店内で食べている人より、持ち帰りで注文しているいる人が多かった。
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8時くらいにホテルに戻ってゆっくりしていると、中山君が夜市に誘われたので一緒に行くことにした。 10時に夜市にいった。若い人中心に結構にぎわっていた。日本よりいくらか安いかなぁと思える値段だったが、これという興味を引くものはなかった。
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次に故宮博物館にいった。まぁ、なんと言っても台北観光の目玉だ。中国との関係で世界遺産には指定されていないが、普通なら世界遺産に指定されるところだろう。平日なのに人が多い。台湾の小学生の団体旅行者がいたのでなおさら多かったのかもしれないが、日本人の団体旅行者も多かった。日本の高校生の団体旅行者もいて入場者の半分が日本人では?と思えた。 さすがに中は撮影禁止だった。 |
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帰りの税関は、団体旅行もあってフリーパス状態。鞄を開けもしなかった。これならパパイア1個くらいなら見つからなかったのに・・・・。
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