床下収納

なおの趣味の園芸

釣竿の曲がりを修正するために木炭が必要になり、木炭を収納するために床下収納を改装することにした。

家の床下収納はどこにでもあるような物で、長さが90cm幅が60cm 深さが50cmだ。普通は台所に付けるのが普通だが、家では台所と自分の部屋にもう一つ付けていた。台所の床下収納には、一升瓶がごろごろ入っているが、自分の部屋の床下収納には、非常用の水が何本か入っているだけでほとんど利用していなかった。まず蓋を明けようとするが、ほとんど使わないので蓋があからない。箒の枝を取手に引っ掛けてやっと明ける事が出来た。床下収納をはずすために、周りのビスを半分くらいはずし終わったところで、なんとなくプラスチックの容器を持ち上げて見た。なんと簡単に外れた。床下収納の容器は上から引っ掛けてあるだけで全く固定されていなかった。容器をはずすと床下が現れた。ベタ基礎なので床下が全部コンクリートなのでそのまま木炭を置くこともできる。最近の家は、昔の家とくらべ床下が低い。床下を這っていくのは大変だ。床下に柱があるのは当たり前だが、その柱を固定するために柱と柱の間に板が張ってある。これが非常に邪魔だ。床下に土台が10cmくらいの高さがあってそのうえに柱がのっていて板を打ち付けであるので隙間が3040cmくらいしかない。重たい木炭を入れるのは大変だ。この板を取り除くのは簡単だがそれでは家の強度が落ちてしまう。それで、グッデイ栂材を買うことにした。板の断面積が12mm×65mm=7.8¨cuなので栂材の断面積がこれより大きくなければ強度が落ちてしまう。45×30mmのやや大きめにして段差がでないように切込みを入れて組むことにした。これで今までより410cmほど高さが広がった。たったこれだけの高さだが床下の作業がかなりしやすくなった。次に台車の作成だ。炭なので床下にそのまま置いてもいいのだが床下の柱は90cm間隔であるので離れたところに炭を置くのは大変だ。台車の上に乗せて転がせば簡単移動できる。台車の本体は、安いコンパネにすることにした。大きさも自由に出来るし、結構丈夫だ。問題は、キャスターの大きさだ。どのくらいの大きさのキャスターを付けて良いのかがわからない。床下はコンクリートと言っても結構凸凹している。小さい車輪だとちょっとした凸凹でも引っかかるので車輪は大きい方がいい。車輪が大きいほど台車の高さ高くなるが、柱を固定する板があるのである程度高い方が作業がしやすい。色々迷ったが、7.5cmのキャスターを買うことにした。これが結構高い、5cmまでは安い物があるのだが、7.5cmだとハンマーの固定キャスターでも463円 自在のストッパー付だと775円もする。ストッパー付の必要はなかったが、自在のはストッパー付しか在庫がなかった。最低2個は自在のキャスターが必要なのでキャスターだけで、2,476円もした。コンパネが最近は高くなったのでF4の有害物質ない物を45cm幅にカットして1,594円 キャスターを止めるネジが390円 45×90cmの台車1台に3,264円もかかってしまった。これでは高すぎるので、ネットで検索してmonotaroHPで安いキャスターが売ってあった。同じ75mmで固定がなんと6割以上安い174円。送料は3000円以上買うと無料だ。自在のキャスターが192円、ストッパーが付いていないこともあるが、75%安い。これくらい安いなら、固定でなく自在のキャスターを付けることができる。ネジの値段はホームセンターより高かったが、キャスターは馬鹿安だ。ネジも安いのに替えたら、1,300円程で作ることが出来た。今度は、回転する台車だ。床下を動かないですむためには、回転する台車にすればいい。コンパネを半分に切ると90cm四方になるのでこれを円く切ってキャスターを付ければいいはずだ。

この台車に、10kgのオガ炭が6箱乗せることが出来る。60kgくらいの重さなら台車はスムーズに動く。奥くに置いた台車を引き寄せるために紐を付け完成だ。




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