金魚の繁殖
私は、60cm水槽4個で20匹の金魚を飼っていました。2022年4月28日水槽Cのエアーポンプのホースが外れ中の金魚が全滅しました。水槽Cは一番目立つところにあったので、5月5日頃水槽Bの金魚を水槽Cに移した。10日ほどして水槽Bがかなり汚れていたので、底砂から清掃しようとしたら、水槽の中に小さな虫みたいなものが泳いでいた。よく見ると金魚の稚魚だった。当歳魚だけなので、まさか孵化するとは思っていなかった。
まず、稚魚用の餌がない。
ネットで検索して、 テトラ ブラインシュリンプエッグスというホウネンエビの耐久卵を孵化させて与えるのが良いらしい。 |
雌の金魚の購入
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市販の金魚の9割が雄だと言われます。
生まれたときは、雄雌半々なのですが、雄の方が尾や鰭が長く選別に残る可能性が高いので雄の比率が高いそうです。
雌がいなければ、卵は、生まれないので、金魚屋さんで雌の金魚を飼いましょう。素人では、外見では雄雌の判断はつきません。私の場合は、オランダ獅子頭系では、15匹買って2匹が雌でした。朱文金は、5匹の内2匹が雌でした。
3月下旬から4月上旬になると雄が雌を追いかける追尾行動をするので、素人でも雄雌の判別ができます。 |
産卵用水槽の準備 |
産卵用の水槽は、60cm水槽が扱いやすい大きさです。
水草などを入れ産卵場所をつくります。
水槽ないぶに苔や藻がある場合には、取り除かないようにします。 |
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産卵から孵化まで20℃で1週間 |
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稚魚の餌 |
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孵化後2日くらいは、動かずじっとしています。卵のうにある養分で生育します。
人工飼料は、最初のころはほとんど食べないので、テトラ ブライン シュリンプ エッグスを与えます。これは、エビの耐久卵です。28℃ 2%の塩分で24時間で孵化します。それを布などで濾して与えると稚魚はよく食べます。専用の濾し網もありますが、古いYシャツやハンカチなどの生地で代用できます。
2%の食塩水を作成するのが意外に面倒なので、バケツなどにまとめて作っておけば便利です。
28℃の温度を保つのに、半透明の衣料などを入れるケースに育苗用のマットヒーターを敷いてその上に卵を孵化させる容器を置き、蓋をします。
1〜2Lの容器が最低3個できれば、6個くらい必要です。
写真には、写っていませんが、エアーポンプとエアーストーンも必要です。
24時間して、半分を与え、翌日半分を与えます。容器を軽く洗って、卵を投入します。
1日3回与えると3個の容器が必要です。稚魚の数が多い場合には、3個では到底たりません。
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孵化後、2週間したら人工飼料も食べ始めます。私が使ったのは、咲ひかり金魚の稚魚用です。針子の金魚には粒が大きいですが、水に入れると柔らかくなるので、稚魚がつついて少しづつ食べます。私は、指でつまんで磨り潰して小さくしてから与えています。その方が稚魚の食いつきがいいです。
一番扱いやすい餌ですが、食べ残しが底に溜まってカビがはえる事があります。 |
ミジンコ |
稚魚を育てるのに一番良い餌は、ミジンコです。
ミジンコは、色んな種類がいますが、タマミジンコが一番いいようです。私は、タマミジンコとオオミジンコを与えています。
ミジンコは、生きているので、食べ残しで水を汚すことがありません。なにより、稚魚が喜んで食べます。
カルキを抜いた水にクロレラを餌といれますが、クロレラは、保存がきかないので、稲藁やバーク堆肥を入れています。ハイポネックスの0.1%になるように入れるとクロレラがある程度増えます。
ミジンコは、大量に必要ですので、ペットボトルではとてもたりません。10Lくらいの容器が3個以上必要です。
水質が悪くなると、ミジンコが一気に消滅することがあるので、3週間に1個くらい容器を増やし、
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