スプリンググラジオラスの品種               

普通の夏咲グラジオラスと違って、秋に球根を植えて、春に花が咲きます。
春咲グラジオラス、早咲きグラジオラスと言います。スプリンググラジオラスとは言いますが、早いものは秋の10月から花を咲かせます
スプリンググラジオラスは、気温が低いときに花が咲くので、夏咲きに比べ1輪の寿命が長く持ちます。また、花の形が蘭の花のように変わったものが多いのも特徴の一つです。
スプリンググラジオラスは、葉の幅が夏咲種と同じ物もありますが、棒状の葉が1本だけ出る原種系の品種がたくさんあります。
また、原種系の品種は、球根も小さく2gくらいの小さな球根でも花が咲く品種があります。

 冬咲き系の原種
プリオリー
1月頃開花
草丈70cmほど の中型種。花の少ない季節に咲くので重宝します。

極早咲き 1月頃開花します。
茎があるだけで、葉は、ほとんどありません。
 
1月10日撮影

スプリンググラジオラスの中でも小さい球根で花が咲きます。
 
  メディオナリス
極早咲き。1月頃開花します。
茎があるだけで葉はほとんどありません。
草丈50cmほど
プリオリーより大輪です。
寒さには、やや弱いので霜にはなるべく当てないようにします。
 
2月1日撮影

1月12日 撮影
  グラシリス・ブルー
2月〜3月に開花します。
さわやかなブルーの色が魅力です。
草丈40〜50cmほどのやや小型種です。
花径2〜3cmの小輪です。
   
 裏側から獲った写真です。
3月1日撮影
 1球1.4gの小球でも開花球。他のグラジオラスと違って球根が縦長です
 
小輪で色が濃い固体もあります。

ピンクということで買いましたがはっきりしません。2月25日撮影
 
 春咲原種
 セッション

2月下旬から3月に開花する早咲きです。
草丈60cmほどで切花向きです。
 
レッド
コンチェルト 
3月下旬から4月上旬咲き
草丈60cmほどの中型です。
  トリステス
薄い黄緑の大型種です。
夕方から夜になると良い香りがします。丈夫で育て易い品種です。
草丈60〜80cm
   

ケープルージュ 
草丈40cmほどの小型です。スプリンググラジオラスは、花弁がよれた品種が多いですが、この品種の花弁はしっかりしています。

4月12日撮影
 
 
  キャッツアイ
芳香性
草丈60cmほど
花柄はサザンクロスとそっくりですが、草丈が1.5倍ほどあります。
     
 フォンティーヌブロー
草丈60cmほど

   
レッジーナ 
草丈70cmほど、濃紫色に白い覆輪が美しく人目を引く。


 
   
 ヌーベルモーヴ

20〜30cmの小型種
やや、栽培しにくい
 
 
 サザンクロス
芳香性・キャッツアイとほとんど同じ花柄だが、花弁が丸みをおびているのでかわいい花に見える
草丈50〜60cmほどのやや中型で丈夫で育て易い。
大手から通販で買った球根。
 

 シスター
草丈20cmほどの小型
やや栽培しにくい
     
モナリザ 

草丈40cmほど
 

寒さに少し弱い
ボンソワール 
草丈60cmほど
ヴィンテージ
草丈50-60cm 
   
リリアセウス イエローフォーム
50cm

 
 
       
 ダンシングガール
20〜30cmの小輪種
     
     
キトゥリヌス    
 
       
   ランに似た花形
  ウイシアエ

蘭の花みたいな花を咲かせます。
草丈20〜30cmほどの小型種です。3月下旬から4月上旬咲き
小球性です。
   
4月4日撮影
     ウイシ木子は、地表に出る  
 オーキッドフローラス
名前の通り蘭の花に似ています。
草丈50cmほどありますので、切花にも向きます。
3月中旬の早咲きです。 
葉は、普通のグラジオラスの葉を細くした感じです。
グラジオラスには、珍しく花が分岐し、枝咲きになります。充実した球根なら一つの花径に20輪ほどの花が咲きます。
花茎が曲がりやすいので、日当たりの良い場所に植えます。スプリンググラジオラスの中では寒さに強い方です。
強くはないですが、甘い香りがします。
   
     
 デビトリア

花径6cm草丈40cmほどの小型種だが、花は、大きめで濃赤の丸弁に黄色い斑点が目立ちます。
   
 エクイタンス
花径5cm 草丈25cm 
普通のスプリンググラジオラスの葉が細いのに対しエクイタンスは、葉が広いのが特徴です。葉の縁が赤く色づいているので葉も観賞価値があります。
   
     
   ワテルメイエリ

花径5cm 草丈25cm 
3月上旬の早咲き
     
 ヴィレスケンス・イエロー
花径4cm 草丈15cm 
4月上旬咲き
   
 
 ヴィレスケンス
花径4cm 草丈15cm 
4月中旬咲き

ウイジアエに花柄や花形が似ている
     
       
   秋咲き
スプリンググラジオラスの仲間には、秋に花を咲かせるものがあります。
秋に花径だけを伸ばし、葉は花が終わってから伸ばします。
花が早く咲くので8月中旬頃植えつけます。
 カルミネウス
10〜11月ごろ花を咲かせます。花が咲いた後に葉を伸ばす。ちょっと変わったグラジオラスです。

花径 6cm
草丈 15〜20cm
 
 
 
 
     
 
 ブレヴィフォリウス
10月に花が咲くので、8月中旬に植えつけます。
花は小さく花径は3cmほどです。
 
 
 
 
ステファニアエ
草丈50cm 花径11cm
スプリンググラジオラスとしては、大輪の花が咲きます。
右の写真は、2013年10月21日撮影。
 
右の写真は、2015年11月28日撮影です。この時期だと気温がかなり低いので、かなり開花期が長くなります。
スプリンググラジオラスの中では、球根は大きい方です。写真くらいの大きさにならないと花は咲きません
     
   
   

 夏咲きと同じ葉のスプリンググラジオラス
原種に比べ寒さに弱いものが多いので霜には当てないようにします。
ミレッラ 
3月下旬から4月上旬に咲く早咲き種。寒さには弱いので霜にはなるべく当てないようにします。
   
寒さによる葉枯れ
 プリンスクラウス
白地に赤のブロッチがきれいです。
5月上旬遅咲きです。
 
 
 
 アトム
スプリンググラジオラスと言うことで、11月に植えて花が咲いたのは、6月中旬。
夏咲も早いものなら6月中旬に咲くので春咲といえるかどうか。
 
       

ビザンティヌス
この品種は、芽が出るのが遅く、2月になって芽が出るので寒さで葉が枯れることはありません。 (2月15日撮影)
 
他のスプリンググラジオラスと違ってヨーロッパ南部地中海地方原産です。
 スプリンググラジオラスの中では遅咲きでゴールデンウィーク頃咲きます。
よく見ると面白い花形をしています。
       

原種と夏咲き型の中間型 
 
     
    チャイム
   
       
       




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