羽蝶蘭の花の選別

最近は、盛んに交配が行われ色んな花が出てきました。昔 高価だった獅子咲きの花も、今では普通の品種の2倍程の値段で手に入ります。では、どんな花が「良い花」なのでしょうか。

1.自分が気に入った花。
商売で売るのでなければ、自分が見て気に入った花が一番です。例え市場の評価が高い花でも自分が気に入らなければ意味がありません。私は、羽蝶蘭の子宝咲きや八重咲は嫌いなので、1球も持っていません。ごちゃごちゃした花がどうしても好きになれないのです。

2.花柄
柄がくっきりしたもの。斑紋花であれば、純白地に濃い紫色の点が入るもの
虹花やぼかし花などは中間色が美しいもの
赤花と白花が同じ株で咲き分けするもの。
また、絞りの花柄も貴重です。
色は、黄花や青花が最近出てきました。まだ、レモンイエローと青紫色ですが、市場に出回っているのが少ないので高価で取引されています。

3.花型
細い花びらより丸い花びら 花全体が丸いもの。園芸植物は、一般に丸っこい花形が好まれます。
仁王・獅子・兜 連舌など変化のあるもの。ただ、形の整った細長い花びらも面白いものです。

4.花が大きいもの
一般に小輪より大輪が好まれます。ただ、枯れ木などに寄せ植えする場合には、小輪の方が風情があります。

5.花間があるもの
花と花の間隔がある程度あるもの。花と花の間隔が狭いと花と花が重なりあって花型や花柄が分かりにくい場合があります。あまり離れているもの問題ですが花間は必要です。

5.茎がしっかりしたもの
茎が弱く花が倒れてしまうものがあります。日光を充分に当てても倒れる物はよくありません。

 

  TOP  園芸のTOP  羽蝶蘭