アマドコロ(甘トコロ)                                                                

ユリ科のアマドコロ属の多年草です。ヤマイモ科のオニドコロに似ていて甘いのでアマドコロと名前がついたそうです。

   アマドコロ ナルコユリ ホウチャクソウ   チゴユリ
   甘野老  鳴子百合   宝鐸草  稚児百合
         
   白虎    
         
   ユリ科アマドコロ属  ユリ科アマドコロ属  イヌサフラン科チゴユリ属  イヌサフラン科チゴユリ属
 花
筒状 
葉の付け根に1列に着く

筒状
 葉の付け根に1列に着く
 筒状
先端近くに花を付ける
 
6弁の百合の花似ている
先端近くに花を付ける
   食べられる  食べられる  有毒 有毒 
 茎 枝分かれしない。
上部の切断面が四角 
上部が赤みを帯びる。
 枝分かれしない。
上部の切断面が丸い
 枝分かれする  枝分かれする
       
 
amatodoro.JPG (81031 バイト)
鳴子百合に似ています。ナルコランと呼ばれることもあります。ナルコユリは、茎の断面が丸くアマドコロは角ばっています。

根茎
amatodorone.JPG (95732 バイト)

葉の形は、ナルコユリに似ていますが根茎は全く違います。

自生地 日本全土の山野

草丈

20cm

60cm

植え付・繁殖

10月下旬から3月下旬 用土は、赤玉土3 腐葉土1の配合が無難です。丈夫な植物なのであまり用土にこだわることはありません。根茎の先に芽が付いていますので、芽を折らない用に注意します。種子は、4月ごろ播きます。日陰から日向まで適応力の広い植物ですが、1日中日が当たる所よりやや日陰の方が良く育ちます。

置き場所

半日陰。

夏は、30%ほど遮光します。普通は戸外におきます。午前中日光があたり午後から日陰になるような場所が理想的です。日陰にも強い植物ですがあまり日陰に置くと花付が悪くなります。

水遣り

水は、普通の草花と同じくらいやります。鉢植えは夏場は、最低

2回 春秋は、1回 冬は5日に1回ほど潅水します。地植えの場合には、夏場は1週間に1回くらいやりますが。比較的栽培しやすいものです。

5月ごろスズランに似たかわいい花を咲かせます。

病害虫

ほとんどありません。無農薬栽培が楽にできます。炭素病が出ることがあります。

食用になります。薬用植物です。効能等は、薬草ドットコムのページをご覧下さい。

 

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