グロキシニア

和名:オオイワギリソウ

イワタバコ科シンニギア属 
原産地 

室内で栽培する植物です。日本の野外で栽培することは、不可能です。やや上級者向きの植物ですが、コツさえつかめばそんなに難しいものではありません。。

 

 開花時期  6月から10月 3月に種を蒔けば8月に花が咲きます。

花の大きさ

花径5〜10cmほどのビロードの花を十数輪咲かせます。。

草丈 20〜30cmほど。
 用途  鉢植えのみ
 入手方法 夏になれば、鉢物が出回ります。種や球根は、大手の種苗会社から販売されます。
 
栽培・育て方
 
場所 半日陰の場所に置きます。遮光率は50%にします。

水遣り

日陰に置くため、普通の鉢植えより乾燥しにくいので、潅水の回数もすくなくします。葉が厚いので乾燥には強いです

栽培

 3月に種を蒔きますが、発芽温度が25度なので、加温して種を蒔きます。家庭では、発泡スチロールのりんご箱などに入れてコタツの中や風呂の中に入れて発芽させることができます。
また、非常に微細な種子なので、ピート板に種を蒔き覆土はしません。ます。ピート板は、過湿にならないように注意します。過湿にするとヒョロヒョロした苗になり病気にかかりやすくなります。本葉が4枚くらいなるまでピート板で育てた後、ボラ土1対ピート1の用土で2.5号ポットに移植します。
用土には、マグアンプKの小粒を標準の半分の量を入れておきます。
株の大きさが鉢の大きさの2倍くらいになったら、5〜6号鉢に植え替えます。夏場に冷たい水をかけると冷水障害をおこして枯れることがあるので、汲み置きの水か、朝の涼しい時間に水をかけるようにします。
水は、底面給水か、株元にやり葉に水がかからないようにします。
花が終わっても10月一杯は水をやり、11月になったら徐々に潅水を少なくして葉が枯れたら、潅水をやめて最低温度5度以上のところで保管し、来年の4月下旬になったら、球根を掘り出し新しいやや湿った用土に植えつけます。すぐに潅水はせず、1週間位してから潅水をします。

肥料 ハイポネックスの2000倍液を1週間に1回潅水代わりに与えます。

 病害虫

病害虫は、あまりありません。環境がよければ、薬剤散布は不要です。。


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