和名:
シラン 紫蘭
ラン科シラン属


紫蘭

口紅シラン 
 
黄花シラン

蘭科の植物の中で特に、丈夫な方なので、普通の草花を栽培する感覚で育てられます。もともと薬草として植えらている場合が多い。地下茎は、白及(びゃくきゅう呼ばれ、止血や痛み止め、胃炎に用いられる。
名前の通り花の色は紅紫色が主流だが、白花や舌弁だけが赤い口紅シランなどがある
 開花時期  4月から5月

花の大きさ

約3〜5cmほどの花が10輪ほど咲きます。

草丈 開花時20cm50cm ほど 葉の長さは、30cm前後
 用途 庭植え、鉢植えに向きます。
 入手方法 花時になるとり園芸店でまわります。斑入りや口紅シランなどは、山野草専門店や通信販売で入手できます。
 
栽培・育て方
 
場所 半日陰〜日当たりの良い場所にで栽培します。鉢植えの場合は、真夏は、30%ほど遮光します。

水遣り

やや乾燥気味に育てます。庭植えの場合は、植え替えて2年目以降は、ほとんど水をやらなくても大丈夫ですが、夏場で2週間以上雨が降らない場合には潅水します。。

繁殖

 普通株分けで増やします。11月から2月の葉のないときに堀上植え換えます。地下茎が生姜みたいに発達して養分を貯めていますので、他の蘭に比べると丈夫です。
あまり小さく株分けすると生育が悪くなるので、最低でもバルブが2個以上になるように株分けします。
また、蘭科の植物では、珍しくこぼれ種でも芽が出ます。ただ、普通の草花みたいに種を蒔いてもほとんど芽が出ません。


植え付け

5号鉢程度の大きさの鉢に植えます。用土は、あまり選びません。一般的な用土で大丈夫です。庭植にもしますが、弱酸性植物ですので石灰をやる必要はありません。

肥料

 蘭科の植物ですので肥料は、あまり必要ありません。アグアンプKなどの肥料を普通の草花の半分くらいやれば十分です。

 病害虫

病害虫は、少ない方です。 元々野生蘭なので、薬をかけなかったからと言って枯れてしまうことは、あまりありません。


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