バビアナ                                


バビアナ ストリクタ
   
バビアナ ビローサ
 3月上旬の早咲き
 
   
 Babiana ambigua
バビアナ・アンビグア 
3月上旬の早咲き
     
 バビアナ・ルブロキネア      
       
       
フリージアに近い種類ですが、1輪の寿命は、3〜4日ほどですが、分岐した枝から花が次から次に花が咲くので、1ヶ月くらい花を楽しむことができます。
花の色は、白〜紫が多いですが、真っ赤な色の品種もあります。
アヤメ科バビアナ属 原産地 南アフリカ
 和名 穂咲アヤメ
開花時期 2〜5月
花の大きさ 3〜6cm
草丈 20〜60cm 
 入手  秋になると園芸店に球根が出回りますが、あまり販売されていません。
 
栽培・育て方 

バビアナストリクタの球根

 
場所 日当たりの良い場所に植えます。鉢植の場合は寒さにはやや弱いので軒下など直接霜が当たらない場所に置きます。意外に丈夫な花で、関東以南の平野部なら植えっぱなしで増えて行きます。霜が当たると葉が痛みますが、枯れてしまうことはありません。露地植の場合には、20〜30cmで花が咲きます。品種にもよりますが、種はあまりできません。

水遣り

やや少なめ
繁殖

 普通球根で増やします。6月になって葉が半分くらい枯れたら堀上、軽く洗って日陰で乾かします。風通しの良い日陰に網袋に入れて保管します。鉢植は、毎年新しい土に植え替えます。地植の場合は、毎年植え替えても良いですが、間隔を広めに植えつけていれば、3年に1回くらい植え替えれ場良いでしょう。同じ場所に植えると生育が悪くなるので、アヤメ科の植物を植えたことがない場所に植えましょう。
また、花が咲き終わったからといって葉を切ってはいけません。花後の光合成で球根が大きくなるので、葉は大事にしてください。バビアナは、地上部に木子(小さな球根)ができます。木子を植えて1〜2年で開花する球根になりますので、木子もちゃんと収穫しておきます。

植え付け

9〜10月に植えつけます。秋植球根の中では、芽が出るのが早いので、できれば10月中旬までに植え付けます。4〜5月に開花します。鉢植の場合は、球根と2つ分の間隔、で球根の高さと同じ量の深さに植えます。密植すると株が倒れやすくなりますので庭植の場合には、球根3つ分の間隔で、球根の高さの2倍の深さに植えます。用土は一般的な用土を使います。

肥料

 肥料は、植え付け時に燐酸分の多い骨粉・鶏糞・バッドグアノ・ようりんや緩効性の化成肥料を元肥料として与えれば、後は与えなくても構いません。なお、鉢植えにする場合の元肥は、鶏糞は与えない方が無難です。鶏糞を元肥としてやる場合には、球根から10cm以上離しておきます。

 病害虫

病害虫は、少ない方です。芽が出たら、オルトランを1回散布すれば良いでしょう。 


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