カラーは、大きく分けて湿地性の四季咲き種と畑地の春咲種にわかれます。湿地性のカラーは比較的寒さに強く、関東以南の平野部であれば、戸外で冬を越します。畑作用のカラーは湿気に弱く、冬は、球根を堀上げておく必要がありますが、関東以南の平野部なら掘り上げないで栽培することもできます。。
栽培の仕方が全く違いますが、ホームセンターで一般に売られているのは、畑地用のカラーです。どちらかわからない場合には、花が白くて葉の幅が広ければ、湿地性のカラー 黄色や赤の花なら畑地用のカラーだと思ってください。
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湿地性のカラー | |||||||||||
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江戸時代にオランダから渡来したと言われオランダカイウ(カラーエチオピカ)とも言われます 葉の幅が広く、緑の色が濃く、畑地のカラーに比べ大型です。 オランダカイウ10〜15cm暑さ寒さに強く関東以南なら植えっぱなしで栽培できる。日当たりの良い湿った場所。鉢植の場合で乾燥しやすい場合には腰水をする3月下旬ごろ株分けします。葉が1年中付いていますので、分球と言うより株分けです。3月上旬の葉が伸び始める前に植えつけます。用土は、水持ちの良い田土が良いのですが、入手しにくい時は、赤玉土に、バーミキュライトやピートモスを混ぜて水持ちの良い用土に植えます。肥料は多めに与えます病害虫は、少ない方です。無農薬でも栽培できます。 |
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畑地性のカラー | |||||||||||
桃色カラー 葉が細長く小型のカラーです。草丈40〜50cmほど、 丈夫でよく増えます。 |
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ハイブリッドカラー |
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花の色 | 黄色〜白・赤〜白 紫など多彩 | ||||||||||
花の大きさ | 5〜10cm | ||||||||||
主な品種 | 1球からたくさんの花が咲くミニカラー系と大輪のハイブリット系があります。 カリフォルニアカラー |
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葉 | 細長い、白い斑点が入るものが多い | ||||||||||
湿地性に比べると暑さや寒さに弱いが、関東以南なら地植えで冬を越します。鉢植の場合は、最低気温が10度を下回るようになると灌水を控え乾燥した状態で保管し、春に植え替えをします。 | |||||||||||
場所 | 日当たりの良いやや乾燥するところ。真夏は、半日陰におきます。梅雨の長雨にはなるべく当てないようにしますが、意外に丈夫で花壇植で普通に生育します。 | ||||||||||
少なめ | |||||||||||
繁殖 | 普通球根で増やします。秋に葉が枯れたら堀上げ乾かしてから最低でも5度以上の場所に置きます。堀上げるのが面倒なときには、ビニルシートなどをかけ、その上から土をかけてビニルシートを固定し冷たい水が球根に当たらないようにすれば、地上のまま冬を越すことができます。 2015年は掘り上げるのを忘れていましたが、無事に冬を越しました。20年ぶりの寒波で-8℃でも芽が出ました。 実際栽培すれば意外に寒さに強く霜に当てても普通に冬を越すみたいです。 春に種を播いても1か月くらいで発芽します。花の咲くのは、2年後の6月です。春に播いた方が効率は良いです。 |
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植え付け | 4〜5月 球根を購入して、植えつけますが、温度が低いと球根が腐れますので、5月の連休頃がいいでしょう。 2年目以降の植え替えは、4月上旬頃植替えをします。3年に一度くらい植え替えをします。 鉢植では深さは、5cmくらい庭植では、10cmの深さに植えます。球根と球根の間隔は、20〜30cmです。 植えつけてから50日くらいで花が咲きます。 花を切り取る時は、根元を押さえ花を茎から抜き取ります。鋏で切ると切り口から腐ることがあります。 |
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肥料 | 肥料は少なめに与えます。肥料が多いと球根が腐れる原因になります。 |
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球根が腐れる軟腐病がでやすいので、肥料のやりすぎに注意します。9月頃葉を食べる芋虫がつきます。見つけ次第捕殺します | |||||||||||
種子による繁殖 |
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