鶏頭(ケイトウ)                             ・なおの趣味の園芸 

ひゆ科セロシア属 インド熱帯アジア原産

鶏冠鶏頭 (トサカケイトウ)
名前の通り鶏の鶏冠に似ているので鶏冠鶏頭という。昔は写真の右側みたいに鶏冠の部分が小さかったが、最近は左側の写真みたいに鶏冠の部分が大きいものが主流。代表的な品種に久留米けいとうがある。

羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)

花穂が羽毛みたいなので羽毛ケイトウという。左の写真みたいな苗が売られているが、花壇に植えても大きな花にはならないので注意する。

    
槍型ケイトウ 最近セロシアとして売り出されています。野ケイトウの園芸品種です。
 
矮性のモコモコモンスター
花の色 花の色は黄色〜赤〜赤紫
 
栽培・育て方
 ケイトウは、花穂が出るとそれ以上大きくなりません。写真のような苗を買っても大きくならないので花壇などに植えるときには、花穂が見える株を買わないようにします。
場所 日当たりの良い場所に植えつけます。

水遣り

繁殖・種まき

発芽温度が高いので、5月にはいって、八重桜が咲くようになったら、種まきをします。種は、小さめですが、比較的安価で、発芽も容易です。移植を嫌うので、育苗箱などに種を蒔いた場合には、本葉が出る前にポリポットなどに移植します。苗の数があまりいらない人は、ポリポットに3粒くらいずつ蒔いた方が早いでしょう。覆土は必ずします。芽が出たらハイポネックスなどの液肥を週に1回ほどやり、水と肥料が不足しないようにします。水や肥料が不足すると花穂が出て生育が止まってしまうことがあります。

植え付け

連作障害が出やすいので今までケイトウを植えたことがない日当たりのよい場所に植えつけます。植えつける場所に堆肥など有機質肥料をすき込み発芽後30日くらいの苗がまだ小さい内に定植します。花壇に植える時は、20〜25cm間隔で植えつけますが、切花にするときには、10cm間隔で植えつけます。

肥料

 肥料は、元肥に重点を置きます。

 病害虫

苗が小さいときにヨトウムシの被害が出やすいので、定植するときにオルトラン粒剤を散布します。


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