皐月用語集                                                                     なおの趣味の園芸 
晃山系 皐月の品種の中で、「晃山」の血を引く品種群で、葉や花が小さく枝打ちが良いのが特徴です。他の品種に比べるとやや暑さに弱い品種が多い。花が小さい割には幹の太りはよい。枝打ちが良い品種が多いので小品盆栽に向くものが多い。(晃山・日光・光の司・白玲・晃上の光・華の司・光琳など)
花宝系 花宝・栄冠など旭鶴の血を引く品種群で、花が波打ち咲きで大きい割りに枝打ち良く盆栽にも適します。樹勢が強健な品種が多く育てやすい。幹の太りも特によく、幹回り50cmを超える盆栽もあります。一般に遅咲きが多い。(花宝・栄冠・暁天・旭の光・花苑など)
寿光系皐月の品種の中で、「寿光」の血を引く品種群で、葉や花が中輪で枝打ちが良く、花の色が地合い咲きが特徴。(寿光・寿光の誉・天翠・愛国の光・那須野・花蓮光など)
深山系 皐月の品種の中で、「深山霧島」の血を引く品種群で、葉は、小葉の丸葉、花が特に小さく他の品種に比べるとやや暑さに弱く早咲き品種が多い。葉や花が小さく枝打ちが良いため小品盆栽に向いている。花が小さい割には伸びが良い品種が多い。(鶴翁・深山満月・初冠雪など)
霖風系 皐月の品種の中で、「霖風」の血を引く品種群で、巻葉が特徴です。強健で枝打ちが良い品種が多いのですが、紫竜の誉を除き枝の伸びは悪いものが多いので、小品盆栽向きです。私は巻き葉は、嫌いですが、コンパクトにまとまるので最近見直しています。(霖風・紫竜の誉・星の輝・雪中の松など)
枝打ち 盆栽として仕立てる場合、枝が密に出る方が仕立てやすい、枝が密に出ることを枝打ちが良いと言います。一般に小輪種ほど枝打ちは良い傾向にあります。花物として仕立てる場合はあまり気にしなくてよいでしょう。
2色咲き 赤と白ではなく、有色花が2色出る花。赤系と紫系の色の組み合わせが多い。(緋梅・すず・花苑・寿光の誉・春の苑など)
皮ばなれ さつきの幹の皮がはがれる現象です。冬から早春にかけて皮がはがれます。冬が寒い地方は特に注意します。皮ばなれをおこした木は、樹勢が弱りますので、霜が当らない暖かい場所におき、皮ばなれをおこしたところに癒合剤を塗っておきます。又、皮ばなれを起しやすいのは、若木で樹勢がよく肥料や水を多くやった木です、皮ばなれを起さないために、肥料は、9月までとし、燐酸とカリ分が多い肥料を施します。
長尺苗 挿木3年生の苗で1mを越すようなヒョロヒョロとした長さの苗。大型の盆栽を作るときに使います。まず、伸長性のある品種を選び、40%ほど遮光して育てます。冬はフレームに入れひよこ電球で保温し伸長させて作ります。8月には花芽ができるのでジベレリンを使って花芽が付かないようにする場合もあります。
深山霧島 霧島・阿蘇・九重・雲仙など九州の高山に自生しているつつじの仲間です。一般に、葉や花が小さく、矮性で枝が密に繁り小品盆栽に適しています。花の時期は、普通のつつじとサツキの中間くらいで、サツキの早咲きの品種と同じなのでサツキと交配しやすく、鶴翁や深山満月などの交配した品種があります。
一般に花は、単色ですが、由布絞りや由布錦など絞りが出る品種もあります。
たぬき サツキの違う品種を枝接ぎなどで接いで別の品種にした物。例えば、太りの早い華宝に山の光を接木して山の光の花だけ咲くようにしたもの。化けたものだから狸と呼ばれる。
にぎり 苗木を寄せ集めて1本の樹に仕立てたもの。うまく出来たものは年月が経つと普通の樹と区別がつかなくなる。苗木を握り固めたのでにぎりという。
   

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