水仙(スイセン)                           なおの趣味の園芸
病害虫が少なく、一度植えておくと増えていく手間のかからない球根植物です。
春に咲く球根植物の代表と言えば、なんと言ってもチューリップですが、スイセンは、チューリップほどの
派手さはないですが、1輪の寿命がチューリップの2〜3倍ほどで、花を長く楽しむことができます。
また、チューリップの場合は、暖地では球根がだんだん小さくなっていきいつの間にか花が咲かなくなることが多いですが、水仙は、排水の良い場所に植えておけば、植えっぱなしでも、徐々に増えて行きます。
早春の庭を彩るスイセンを育てて見ませんか。
             
花と着
一つの茎に一つの花を咲かせる種類と一つの茎に5~10輪ほどの花を咲かせる房咲があります。
花の形 標準的なカップ咲、花弁より副冠の方が大きいラッパ咲、花びらが何枚もある八重咲、副冠が大きく裂けて開いたバタフライ咲、副冠だけのバルボコジュームなどがあります。
大カップ咲
一般的なスイセンの基本形です。副冠の長さが花弁の3分の1より大きく花弁の長さより小さい

ピンクチャーム


ピンクスイセンの代表的な品種
濃桃の覆輪が大変美しい


球根が腐れ易いので、毎年掘り上げた方が無難です。
草丈 40cm 花径 9cm

ルーレット

丈夫で増えやすい。3月下旬から4月上旬開花
 草丈 40cm 花径 9cm
ガーデンジャイアント
名前にジャイアントと付きますが、そんなに大きいわけではありません。
 草丈 40cm 花径 10cm

フォーチュン



3月中下旬開花

草丈は高いが、雨でも花が倒れにくい。丈夫で育てやすい


草丈 45cm 花径 10cm
 ピンザ    
ベルリン 芳香性草丈35cm 花径 9cm
 ミラー

草丈 40cm 花径 9cm
副冠が波打って美しい品種です。
丈夫で増えやすいが、花が下向きになりやすいのが残念。
 アバロン

草丈 40cm 花径 10cm
黄色で咲き始め白く色が変わります。

球根が腐れ易いので、毎年掘り上げた方が無難です。
 キャメロット    
ピンクパラソル

4月上旬〜4月下旬開花
草丈40 cm 花径 9cm

副冠は、最初は黄色くしている。咲き始め

球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。球根が球

ビューモンド


3月上旬〜4月上旬開花

芳香性、大輪で魅力ある花です。
草丈 40cm 花径 11cm
花弁の渕がオレンジ色になる花がありました。

クールフレーム

遅咲き
草丈 40cm 花径 9cm

プレコシアス


副冠の弁が豊かで、ピンクの色も濃いし、白い花弁の幅も広い秀花だが、花が下向きになりやすいのが残念。
球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
丈 40cm 花径10cm
アイスフォーリス

大輪品種の中では丈夫。
3月上旬開花
草丈 40cm 花径10cm

小カップ咲
副冠の長さが花弁の3分の1より小さい。
デゴイ 副冠が赤に近い品種。草丈 40cm 花径 8cm 球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
 
ラッパスイセン
副冠の長さが花弁より大きい
ラスベガス 草丈 35cm 花径 9cm
アーリーセンセーション

ラッパスイセンの中では極早咲きで2月上中旬頃開花します。寒い時期に開花するので花持ち良く2〜3週間くらい咲いています。球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
草丈 40cm 花径 9cm
ティタティータ
ミニスイセン 丈夫で繁殖力良く、花つきが良い。
3月上旬開花
草丈 20cm 花径 4cm

サヒタ

ラッパスイセンの中では早咲き。
2月下旬〜3月上旬開花
草丈 40cm 花径 9cm
スノーフリルス

草球根が腐りやすいので毎年掘り上げた方が無難です。
 パーフェクトレディ  
 
バタフライ咲

副冠が大きく裂けて開いたバタフライ咲
トーラス 草丈 cm 花径 cm
 
オレンジェリー


4月上旬〜4月下旬
 草丈40cm 花径10cm  

カムラウデ
3月中下旬開花

咲き始め
 草丈 35cm 花径 8cm
 
アプリコットワール

3月中下旬開花
黄色で咲き始め、アプリコットに変化します。
 草丈 30cm 花径 8cm  葉の幅が約2cmと広いのも特徴のひとつです。
 
チェンジングカラー


名前の通り花の色が変化します。
 草丈 40cm 花径 8cm  
房咲
日本スイセン
年末頃から開花する早咲き種。年末頃開花させるには、8月下旬頃に植え付ける。10月に植えると2月頃開花する。芳香性
草丈 50cm 花径 3cm


芳香性
3月中下旬開花
草丈 45cm 花径 3cm
 ピピット

花径 6cm 草丈 40cm

房咲きとしては、大輪です。
咲くにしたがって副冠が白くなります。
   
     
     
ゼラニューム
4月上旬開花
芳香性
八重咲

タヒチ

草丈 40cm 花径 9cm
クリアデイ 草丈40cm 花径 9cm
 モンザ
タヒチに似ているが副冠大きくハデ柄
 草丈50cm 花径 9cm  
アクロポリス

草丈40cm 花径 9cm
レプリート

ピンク水仙の八重咲きで大輪で豪華な花です。
草丈40cm 花径 11cm

ペチコート咲(バルボコジューム) (原種系スイセン)
花弁がほとんどなく副冠のみ、葉は、扁平でなく棒状な品種が多い。草姿が小さい割には、花が大きいものが多い
カンタブリカス

1月中旬に咲く極早咲き
草丈 20cm 花径 3cm
ゴールデンベル
花つきが良く丈夫で良く増える。4月上中旬のやや遅咲き。
草丈 20cm 花径 3cm
ムーンライト
3月上中旬に咲く。咲き始めはクリーム色だが、満開になると白に近くなる。
草丈 10cm 花径 3cm 咲き始めは、黄色です。
ヤンボー

1月下旬から2月上旬に開花する
草丈 10cm 花径 4cm
ニンボー
つぼみのときは、レモン色だが開花したときには、クリーム色になる。
1月下旬から2月上旬に開花
草丈 10cm 花径 4cm
トンボー

1月下旬から2月上旬に開花
草丈 20cm 花径 5cm

 開花時期 12月から4月下旬 早咲きの品種を除けば、3月中旬から4月上旬に咲くものが多い。

約2〜8cmほど 花の色は白〜黄〜橙が基本です。一つの茎に数輪の花を咲かせる房咲きスイセン系と一輪の花を咲かせるラッパスイセン系があります。芳香性の品種が多い

草丈 20cm40cm
 用途 花壇、鉢植え、切花。水揚げがよく切花でも花が長く持ちます。
 購入  9月になると園芸店やホームセンターに出回ります。球根の大きさは25gほどあれば開花します。50gほどの大球になると2本くらい花茎が上がります。
 
栽培・育て方
              
場所 日当たりの良い場所に植えつけます。寒さにも強く栽培は容易です。植えぱなしでも、よく育ちます。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも結構花を咲かせます。

水遣り

水を好むので普通の草花よりやや多めにやります。

繁殖

 普通球根で増やします。種を蒔くこともできますが、開花まで4〜6年くらいかかります。種を蒔く場合を除いて花が終われば、花を摘み取ります。
また、花が咲き終わったからといって葉を切ってはいけません。花後の光合成で球根が大きくなるので、葉は大事にしてください。6月になり、葉が3分の1くらい枯れたら、堀上、軽く水洗いし1日陰干しした後、みかんが入っているネットなどに入れ、日陰の涼しいところで保管します。スイセンは、毎年植え替えるより、2〜3年置きに植替えた方が生育が良くなります。但し、鉢植えの場合には毎年植え替えて下さい。

植え付け

植え付け時期は、極早咲きの品種は、8月下旬ですが、他の品種は、9月の中旬から10月末です。球根は遅くとも11月中に植えつけるようにします。早咲きの品種は、早めに植えないと早く花が咲きません。年末頃花を咲かせる日本水仙は、8月末頃植えるようにします。
植え付ける2週間前に、草木灰やクド石灰と酸性を中和しすると共に牛糞堆肥などを撒いて30cmくらいの深さに耕しておきます。植え付けるときに、速効性の球根用肥料とマグアンプKなどの緩効性の肥料を混ぜ込みます。草木灰や石灰類と速効性の化成肥料は、同時にやらないで下さい。肥料効果が無くなる場合があります。
球根の高さの2倍の土を掛ける深さに植えます。間隔は、球根が2〜3個は入る間隔で植えつけます。鉢植えの場合には、球根の高さと同じだけの土をかける深さに植えつけます。
花を咲かせるだけなら、球根をくっ付けて植えても構いませんが球根が小さくなり来年の花が咲かない場合があります。

肥料

 

球根を大きくするには、生育初期に燐酸分の多い肥料をやる必要があります。有機質肥料では、鶏糞が安くて燐酸分の多い肥料ですが、肥料当りし易いのが欠点です。鶏糞をやる場合には、発酵した鶏糞を用土とよく混ぜ1ヶ月してから植え付けるます。鶏糞をやってすぐに植え付ける場合には、球根から10cm以上離れた場所に鶏糞をやります。また、2〜3年植え替えない場合には、燐酸分の多い遅効性肥料 を用土に混ぜ込んで置けば、球根が大きくなります。


 病害虫

病害虫は、少ない方です。芽が出たら、オルトランを1回散布すれば良いでしょう。 


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