アッツザクラ                                     なおの趣味の園芸


キンバイザサ科ロードヒポキシス属 原産地:南アフリカ

開花時期 園芸店では、3月くらいから花が咲いたものが販売されていますが、自然の状態では、開花は、5〜6月です。1輪の寿命も比較的長く1週間くらいは咲いていますので株全体では、1ヶ月くらい楽しむことができます。花の大きさは、1〜2.5cmくらいの小さな花ですが、満開時には、株を埋め尽くすように咲きます。。
草丈 10〜20cm 山野草的な雰囲気のある植物です。
入手 どういうわけか、球根ではあまり販売されていません。春になると園芸店や花市などで販売されているので、入手は容易です。
10月頃、花が咲いたものが販売されていることがありますが、本来の開花時期ではないので、初心者は買わない方が無難です。
 用途  鉢植、庭
 
栽培・育て方

 花付で購入した苗は、小さい鉢に密植した物が多いので、秋になり葉が枯れたら水遣りを止めて球根を掘り出し乾燥して室内で保管するか、鉢のまま乾燥させて軒下など、雨の当たらない場所に置いておきます。翌年の春に新しい用土で植え替えないと球根が小さくなり花が咲かなくなります。
購入時に密植している場合には、一回り大きな鉢に用土を崩さないように植えつけます。

庭や花壇に植えた場合には、3年に1回くらい植替えをします。
場所 日当たりの良い場所に置きますが、夏は、半日陰に置きます。開花中は、雨の当たらない半日陰に置いた方が花が長持ちします。

水遣り

普通。
繁殖

普通球根で増やします。
また、花が咲き終わったからといって葉を切ってはいけません。花後の光合成で球根が大きくなるので、葉は大事にしてください。
アッツ桜は、花が終わってから

植え付け

2月下旬〜3月に植えつけます。5〜6月に開花します。鉢植の場合は、球根と一つ分の間隔、で球根の高さと同じ量の深さに植えます。用土は一般的な用土を使います。、庭植の場合には、球根2つ分の間隔で、球根の高さの2倍の深さに植えます。

肥料

 肥料は、植え付け時に燐酸分の多い骨粉や鶏糞や緩効性の化成肥料を元肥料として与えれば、後は与えなくても構いません。なお、鉢植えにする場合の元肥は、鶏糞は与えない方が無難です。鶏糞を元肥としてやる場合には、球根から10cm以上離しておきます。

 病害虫

病害虫は、少ない方です。無農薬でも栽培できますが、予防をかねて、芽が出たら、オルトランを1回散布すれば良いでしょう。 


 TOPへ  園芸のトップへ  種類別