スパラキシス・スパラクシス                                


スパラキシストリカラー
トリカラーとは、3色と言う意味。黄色と黒とメインの花びらの色で3色の色がある。
 アクティローバ  トリコロール  サンシャイン 
  60413W 060409WR  6026DR 
  ビローサ    レッドリフレクス  
  30901B  30902W  40408SA 
 40408SKR 40408SKV  テトラ  テトラ 
60413WWR   タイガー   
       



フリージアに似ていますが、フリージアより花が大型で、フリージアより寒さにも強く丈夫な植物です。1輪の寿命は、3〜4日ほどですが、分岐した枝から花が次から次に花が咲くので、1ヶ月くらい花を楽しむことができます。

アヤメ科スパラキシス属 原産地 南アフリカ
 和名 スイセンアヤメ
開花時期 2〜5月
花の大きさ 3〜6cm
草丈 20〜60cm 
 入手  秋になると園芸店に球根が出回ります。入手は容易です。販売されているのは、トリカラーミックスがほとんどですが、黒が混ざらない白花もあります。
 
栽培・育て方
 
場所 日当たりの良い場所に植えます。鉢植の場合は寒さにはやや弱いので軒下など直接霜が当たらない場所に置いた方が無難です。意外に丈夫な花で、関東以南の平野部なら植えっぱなしで増えて行きます。霜が当たると葉が痛みますが、枯れてしまうことはありません。フリージアやラペイロージアよりは、寒さに強いものです。露地植の場合には、20〜30cmで花が咲きます。。こぼれ種でも良く増えます。

水遣り

普通
栽培



実生1年球です。


種まき

このくらいの大きさの球根になると、4〜5芽が出て花がさきます。

 9〜11月に植えつけます。2〜4月に開花します。鉢植の場合は、球根と一つ分の間隔、で球根の高さと同じ量の深さに植えます。密植すると株が倒れやすくなりますので庭植の場合には、球根3つ分の間隔で、球根の高さの2倍の深さに植えます。用土は一般的な用土を使います。用土は、赤玉土3に腐葉土1が標準ですが、赤玉土の代わりに鹿沼土やボラ土でもかまいません、私は、鹿沼土1 ボラ土1 バーク堆肥1の混合に草木灰を少し混ぜた用土を使っています。6月になって葉が半分くらい枯れたら堀上、軽く洗って日陰で乾かします。風通しの良い日陰に網袋に入れて保管します。鉢植の場合は、毎年新しい土に植え替えます。地植の場合は、毎年植え替えても良いですが、排水の悪い場所に植えてある場合には、梅雨時に球根が腐ることがあるので、掘り上げた方が無難です。毎年植え替えない場合には、間隔を広めに植えます。同じ場所に植えると生育が悪くなるので、アヤメ科の植物を植えたことがない場所に植えましょう。
また、花が咲き終わったからといって葉を切ってはいけません。花後の光合成で球根が大きくなるので、葉は大事にしてください。
スパラキシスは、種蒔きも容易です。9月に種を蒔けば、翌年に花が咲きます。生育が悪い苗も翌々年の春に花が咲きます。この種は、普通の草花みたいに一斉に発芽しません。早いのは、種を蒔いて2週間くらいで芽がでますが、3ヶ月くらいたって芽がでるものや翌年に芽が出る場合もあります。種を湿らせて、冷蔵庫で保管すれば発芽しやすくなります。
また、スパラキシスは地上部に木子(小さな球根)ができます。2〜3年で開花するので、木子もちゃんと収穫しましょう。左の写真は、種を蒔いて1年後の球根です。



肥料

 肥料は、植え付け時に燐酸分の多い骨粉や鶏糞や緩効性の化成肥料を元肥料として与えれば、後は与えなくても構いません。なお、鉢植えにする場合の元肥は、鶏糞は与えない方が無難です。鶏糞を元肥としてやる場合には、球根から10cm以上離しておきます。。元肥と言えば、マグアンプKが有名ですが、この肥料は、長期間効くので植替えをしない場合には、効果が高いですが、半年しか栽培しない場合には、肥料が残ったままになり球根に吸収しきれません。球根用の化成肥料の方が球根が大きくなります。

 病害虫

病害虫は、少ない方です。芽が出たら、オルトランを1回散布すれば良いでしょう。 


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