どういうものを買うか。 1.健康な木であること。木に勢いがあり、葉の緑が濃いもの。多少の病害虫なら問題ないが、根頭癌腫病や、モザイク病など治らないものや、鉄砲虫のついている苗木や素材は避けます。 2.まず、幹筋を見て正面を決めます。そして枝をみます。幹の正面と枝の位置が良くなければ、鉢をまわして見て正面を換えて見ます。次に根張りを見ます。この3つが揃った苗木や、素材などほとんどありません。あったとしても値段が1桁違ったりします。良い盆栽のページを参考にして下さい。 |
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苗木 | 人によっても違うでしょうが、樹齢5年以内もの、価格も安く、入手も簡単なので、これから盆栽を始めようとする人にとって最適です。まだ針金で、幹の曲付けや矯正などができる段階なので、枝数の多いもの、枝と枝の間隔が詰まっているものを求めましょう。八房種があれば、盆栽に仕立てやすいので、初心者のかたは、八房種を購入されることをお勧めします。 |
素材 |
畑などで10年〜20年くらい育てた太幹素材は、幹筋が良く枝数の多い素材を求めましょう。又根張りも、できるだけ良いもの。枝抜きの後ができるだけ正面にないもの、枝抜き後の肉まきができているものを求めましょう。黒松や五葉松などの針葉樹は、枝接ぎが難しいので、枝の懐に芽があることも大事です。楓や皐月は、枝は、どうにでもできますから、幹筋と根張りが良いものを求めます。 |
完成品 | 私は、完成品は買ったことがありません。値段が高いだけでなく。育てる楽しみがないからです。樹形を維持するだけでは、おもしろくありません。ただ、盆栽に完成はありません。盆栽は常に生育しているので、一旦完成してもいつかは、樹形の変更をしなければならないのです。 |
欠点があって値段が安い樹を買う場合もあります。落葉樹やさつきなど枝順がわるくて値段が安いものは、通し接ぎで枝を作り直すことができます。また、根張りも小苗を呼び接ぎして修正できます。 |
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