ベゴニア                                     なおの趣味の園芸 
ベゴニアは、非常に種類が多く種類によって栽培の仕方がかなり変わります。
また、雄花と雌花に分かれています。花が大きくてきれいなのは雄花です。種が出来ると株が弱りますので、雌花は早めに摘み取りましょう。葉が左右非対称なのが特徴です。
シュウカイドウ科 ベゴニア属 

 センパーフローレンス(四季咲きベゴニア)


銅葉の八重咲き

一般的なベゴニアで鉢物や花壇で栽培します。ベゴニアの中では暑さや寒さに強く、軒下など強い霜が当たらない場所なら冬を越すことができます。雨に当たっても平気です。葉が茶色の銅葉の品種もあります。

球根ベゴニア



室内専用です。屋外で栽培は無理です。鉢物として出回ります。一輪の花が大きくきれいです。大輪種の他に匍匐性小輪種もあります。
熱帯の高地が原産地なので、
夏の暑さに弱いので、夏が涼しいところでないと栽培は難しい。
エラチオールベゴニア

室内専用です。屋外で栽培は無理です。鉢物として出回ります。ドイツのリーガーという人が改良を重ねたのでリーガースベゴニアともいいます。ベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアを交配して出来た種類です。花にボリュームがあり、ベゴニアの中では一番花がきれいです。冬は最低温度が10度以上の場所に置いてください。
花を咲かせるには、15度以上必要です。
50%くらい遮光した半日陰で栽培します。挿し木で増やすことができますが、夏の暑さにも弱いので、栽培は難しい方です。
ソレニアという、雨や病気に強い品種があります。
 ツリースベゴニア
木立ベゴニア


。茎が丈夫で大きいものは2m近くなります。花だけでなく葉も観賞価値があるものが多い。普通鉢植にします。品種にもよりますが、小雨なら雨に当て
 レックスベゴニア
 主に葉を鑑賞するベゴニアです。


アーティックプリーズ

インカファイア

コタキレッド

アイアンクロス


花ではなく葉を鑑賞する目的で品種改良されたものです。
根茎性が主流で茎がないものが多いですがが、木立性ベゴニアと交配した品種もあります。
50-70%くらい遮光した半日陰で栽培します。
このベゴニアは、葉挿しで増やすことができます。
寒さにも比較的強いので、雨の当たらない東側の軒下なら地植えして冬を越すこともできます。
 栽培・育て方
4月になると苗が出回ります。エラチオールベゴニアは、鉢物として冬から出回りますが、苗としてはあまり販売されていません。苗を購入したら一回り大きな鉢に植えつけます。用土は、一般的な用土で、遅効性の肥料を元肥として混ぜておきます。
 2〜3ヶ月くらいして花つきが悪くなったら。3分の2くらい切り戻し、新芽を吹かせます。
場所 種類により半日陰から日当たりの良い場所に植えつけます。

水遣り

やや少なめにやります。多肉植物なので乾燥には強いですが生育が早いので、水が少ないと生育が悪くなります。

繁殖・種まき

挿木

 種蒔きは、4〜5月頃しますが、種が非常に小さくまた高価なので、ピート板に蒔きます。
挿し芽は簡単です。5〜6月か10月頃挿し芽をします。ベゴニアは、種類によっては、葉挿しでも増やすことができます。

植え付け

センパーフローレンスは、普通の草花と同じ感覚で植えつけます。花壇なら20cm×20cm 60cmのプランターなら3〜4株です。

肥料

開花期間が長いので、元肥にを多めに入れておくと共に、1ヶ月に1回くらい追肥をあたえます。

 病害虫

害虫は、少ない方です。芽が出たら、オルトランを1回散布すれば良いでしょう。 水を与えすぎたり、雨に当てたりすると、灰色カビ病やポトチリス病などにかかります。やや乾燥気味に栽培すれば、病気も防げます。


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