グラジオラス
和名：オランダアヤメ
アヤメ科グラジオラス属

花の大きさ

5〜10cmほどのボリュームのある花を十数輪咲かせます。。

水遣り

やや少なめに与えます。。

　春植球根なので、花が終わって葉が半分くらい枯れたら球根を掘りあげます。新しい球根の下に古い球根がくっついていますので取り去ります。葉は手では取れないので、はさみで切り取ります。軽く水洗いした後、日陰で乾燥させ乾いたところで保管します。チューリップなど違ってよく増えます。親球根の周りに小さい球根(木子）がたくさんできるので、それを植えても2年で花が咲く球根になります。球根が大きな場合には、2つに切って植えつけることもできます。
球根を増やしたくない場合には、球根を深く植えると増えにくくなります。

3〜6月に花壇や鉢に植えつけます。植え付け時期をずらすことによって開花を調整できます。遅く植えると真夏に花が咲きますが、どうしても生育が悪くなり病気も出やすくなります。3月に球根を植えて初夏に花を咲かせるのが一番簡単です。
元肥に鶏糞をやると球根が大きくなりタマネギみたいな球根ができたことがあります。その球根からは4本の花が咲きました。15cmくらいの間隔で植え、グラジオラスは、上根が出ますので球根の3〜4倍の土をかぶせます。
鉢上にする場合には、グラジオラスは草丈が高くなるので小さい鉢ではバランスが悪いので、7〜8号鉢に5球ほど植えつけます。草丈がたかくなり風で倒れやすいので支柱を立てた方が無難です。
植替えは毎年しますが、庭植の場合は、3年くらいならそのままにしていても毎年花が咲きます。球根を堀上ないと寒さで球根が腐れるとの記述がありますが、土の中はあたたかいので北国でない限り大丈夫です。

　元肥に鶏糞や骨粉など燐酸分の多い肥料を入れてます。鶏糞は肥料当たりしやすいので、球根から10cm以上離した場所に埋めてください。鉢植には、鶏糞は使わない方が無難です。

　病害虫

病害虫は、少ない方です。ヨトウムシやシンクイムシが付きますので、球根を植えるときにオルトラン粒剤を散布してください。。