葵科の落葉低木で、三重県以南の海岸地帯に自生しています。夏に7センチほどの黄色いハイビスカスに似た花を咲かせます。秋の紅葉も意外にきれいです。(鉢植えの方が紅葉はきれいになります。)
栽培は、簡単です。病害虫は、葉巻虫が少しつく程度で、見つけ次第捕殺するか、スミチオンなどの殺虫剤を散布します。病気によって枯れることはほとんどありません。ただ、普通の樹木より寒さに弱いので、冬の寒い地方は、霜除けをするか、鉢植えにして室内に取り込んだほうが無難でしょう。私の住んでいる佐賀県の平野部では、霜に当てても問題なく生育します。生育が良ければ、1年に1mくらい生育します。
繁殖
種まき | 5月上旬 八重桜の咲くころになってから播種します。一晩水に漬け膨らんだ種子を播種します。種皮が硬いので膨らまない種子は、60度くらいのお湯にさめるまで漬けてから播種するという方法もあります。種まきのページの種の殻が硬いものを参考にしてください。 |
挿し木 | 梅雨挿しが無難でしょう。樹木の中では簡単な方です。 |
取り木 | 5月から8月にかけて環状剥皮の方法で行います。非常に発根しやすく1ヶ月で切り離すことができます。 |
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