花スベリヒユ(ポーチュラカ)                  なおの趣味の園芸


 
 
スベリヒユの葉っぱに松葉牡丹と同じような花が咲きます。一般に栽培されるようになったのは、平成になってからです。
夏の暑さに負けず、華やかな花を毎日咲かせます。
スベリヒユ科スベリヒユ属 原産地 
 開花時期 6〜11月 夏の間も元気に花を咲かせます。1輪の寿命は1日ですが、新しい毎日花が咲きます。

花の大きさ

3〜5cm
草丈 10〜20cm 這うように地面に広がります。 
 用途 鉢物・花壇
   
 
栽培・育て方
 マツバボタンの仲間ですが、マツバボタンより強健で株も大きくなります。株が古くなって花数が減れば、3分の1くらい残してきり戻します。
場所 日当たりと水はけの良い場所。やや乾燥するところに植えます。
4倍体の「ジェル」は、比較的半日陰でも花を咲かせます。

水遣り

多肉質植物ですので、水やりは、普通の草花の半分くらいにします。
繁殖
種まき

挿木
種は、ほとんど売られていません。不稔性の品種が多く種が全く付かないものもあります。種が使い方が種に栄養を取られないので、花が長く咲きます。
種が入手できたら、4月下旬から5月に種をまきます。
多肉質植物ですので簡単に挿し芽ができます。苗を一つ買ってきたら挿し芽で増やした方が早いでしょう。10〜20cmの長さに切り取り、1日くらい日陰で乾かします。挿し芽をする用土は、袋入りで販売されている清潔な用土が良いのですが、切り口を乾かせば、畑土でも大丈夫です。栽培する用土に挿し芽して水をかけ、午後から日陰になるところに2週間ほど置きます。後は、日光に良く当る場所に移動します。
10〜11月に小鉢に挿し芽して冬に室内に取り込めば、春になって挿し芽で増やすことができます。
植え付け 長さが15cmくらいになったら、花壇に30×30cmに定植します。マツバボタン比べ株が横に広がりますので、株間は広く取ります。標準的な65cmプランターでは、2〜3株 植えます。
肥料 開花期間が長いので、植え込み時点で、緩効性の元肥を入れておくと同時に3週間に1回くらい水肥を与えます。肥料は少なめの方が花付がよくなります。

病害虫

ほとんどありません。多肉植物ですので、水と肥料のやりすぎに注意します。


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