松葉牡丹(マツバボタン)                  なおの趣味の園芸
松の葉みたいな細い葉に、牡丹みたいな花を付けるので松葉牡丹といいます。
夏の花壇の定番の花です。夏の暑さに負けず、華やかな花を毎日咲かせます。普通の八重咲きのほかに花が大きい(4倍体)の品種「ジュエル」があります。
この植物仲間に、花スベリヒユ(ポーチュラカ)があります。似た葉の植物に松葉菊がありますが、松葉ギクは、ツルナ科です。


スベリヒユ科スベリヒユ属 原産地:南アメリカ
 開花時期 6〜10月 夏の間も元気に花を咲かせます。1輪の寿命は1日ですが、新しい毎日花が咲きます。「ジュエル」は、普通種より寒さに強いので、霜が降りるまで花を咲かせます。

花の大きさ

3〜6cm
草丈 10〜20cm 這うように地面に広がります。 
 用途 鉢物・花壇
   
 
栽培・育て方
 
場所 日当たりと水はけの良い場所。やや乾燥するところに植えます。
4倍体の「ジュエル」は、比較的半日陰でも花を咲かせます。

水遣り

多肉質植物ですので、水やりは、普通の草花の半分くらいにします。
繁殖
種まき

挿木
発芽温度が高いので4月下旬になってから播種します。種は小さめですが、発芽は容易です。本葉が、6枚くらいになったら、ポリポットに移植します。種が小さいので厚蒔きにならないように注意します。
多肉質植物ですので簡単に挿し芽ができます。ジュエルは、関東以南なら簡単な霜よけで冬を越しすので、春になってから挿し木で増やすこともできます。
植え付け 本葉が20枚くらいになったら、花壇に20×20cmに定植します。
肥料 開花期間が長いので、植え込み時点で、緩効性の元肥を入れておくと同時に3週間に1回くらい水肥を与えます。肥料は少なめの方が花付がよくなります。

病害虫

ほとんどありません。多肉植物ですので、水と肥料のやりすぎに注意します。


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