百日紅 (さるすべり)

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幹に独特のつやがあり、夏の暑い時期に長期間花を咲かせます。秋の紅葉も意外ときれいです。萌芽力が強く栽培がしやすい樹種です。また、枝も細かくほぐれますので、寒樹としても見所があります。枝を細かく作ると花が咲きにくくなります。花をあきらめて枝作る人もいます。

置き場所

日当り風通しの良い場所・冬の寒さには弱いので、寒冷地では保護する。

潅水・肥料

やや多め、肥料を好むので、多肥、多水で管理する。枝葉が茂りやすいので、夏季の水切れには注意する。

用土 赤玉土が主体。私は、赤玉土とボラ土と腐葉土を2:2:1の割合で使っている
繁殖 挿し木・取木・根伏せ・実生・品種物はほとんど挿し木で、繁殖する。挿し木・取木とも、樹木としては簡単です。一才百日紅は、4月に種を蒔けば、8月に花を付けます。
芽摘み 強い芽を摘む程度です。
病害虫 あぶらむし、貝殻虫 すす病 うどん粉病 
剪定 今年伸びた枝の先端に今年の花を付けるので、春の剪定ではどこで切っても芽が伸びれば花が咲く。一才百日紅は、花後に剪定すれば2回目の花が9月頃咲く。寒さに弱いので、厳寒期の剪定は避ける。

年間の作業

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
        植替                    
      肥料   肥料   肥料   肥料        
      剪定         剪定     剪定  
  針金掛け     針金掛け       針金掛け    

 


種蒔
一才百日紅アスカは、種を蒔いて育てます。普通の草花の感覚で栽培できます。4月下旬にサルビアの種を蒔く感じで種を蒔けば、1週間くらいで発芽します。なるべく肥培して大きく育てれば、8月に花が咲きます。生育が悪い苗でも翌年には花を付けます。

 

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